[工賃いらずのバイク修理]レストア時にぽっきり折れた旧車のウィンカーだってDIYで直せる!
古いバイクの「純正パーツ」は廃番になっていたりプレミア価格になっていたりと入手困難になりがちなもの。てことで今回は「ぽっきり折れたウィンカー」を直してみます。目指すは「なんちゃって鉄骨構造!」 強引な補修方法ですが意外な仕上りになったので見てやってください♪ 【この記事の写真をまとめて見る】レストア時にぽっきり折れた旧車のウィンカーだってDIYで直せる! ────────── 【YouTubeクリエイター:DIY道楽テツ】バイク雑誌の編集に携わったのち、20年以上の溶接の経験を活かしてDIYに勤しむYouTubeクリエイター。「バイクを元気にしたい!」というコンセプトで定期的に動画を配信している。 ────────── ※本記事は筆者の個人的な体験に基づくものであり、すべての状況に当てはまるものではないことをご了承ください。
古いバイクのレストアの鬼門といえば「廃番部品の破損」
古いバイクをレストアしていて困るシーンといえば「もう手に入らない部品が壊れた」というシチュエーション。これが困る、ホントに困る。純正パーツはとっくに廃番になってるし、稀にオークションに出品されていたとしても、とんでもないプレミア価格になっていたりするし。 ヤマハDT50(初期型)のレストアをしているのですが、 外したウィンカーが 不自然に曲がってる? 「ビニールテープ巻かれているし、なんか曲がってるな?」と思ったら・・・ コチコチに劣化したビニールテープは何重にも巻かれていて、前オーナーさんの執念ともいえる鬼の巻きっぷりのその下に隠されていた事実は・・・ ぎゃーす!!! ぽっきり折れてました~!! もともとDT50のウインカーは長めに飛び出ているので、多少の柔軟性はあるものの砂利道などで90度フルバンク(転倒)をかましちゃうとほぼ間違いなく折れちゃう仕様。このDTもおそらく林道かなんかで転倒しちゃったのでしょう。 それにしても見事な折れっぷりですな。勢いよくいったのか、躊躇なく真っ二つ。それにしてもビニールテープだけであそこまで補強していた前オーナーもすごいですが。