[工賃いらずのバイク修理]レストア時にぽっきり折れた旧車のウィンカーだってDIYで直せる!
見た目よりも「使える」ことを優先して直してみたい
てことで、このウィンカーを直します。 筆者は幼少期から壊れたものを捨てられないタチでしてね。なんかこう「可哀そう」と思ってしまうんですよね~。今回もこの折れたウインカーそのものを何とか使える状態に直してやりたいのですよ。 本当ならここまでの破損の場合はお金を積んででも純正部品を探すか、より高度な方法を持ってして部品のリメイクをするべきなのでしょうが、そんなお金のかかる方法はやりません。 多少見た目が悪くなろうが、ゴツくなろうが、とにもかくにも「使える」状態を目指すのです!
まずは分解、そして復活への道を探る。
とはいえ、ぽっきり折れた状態のウインカーを直したことはないので、直し方を考えつつ、まずは部品単体になるまで分解してきます。 そして完全に分解したウインカーがこちら。 思ってたより細かく分解することできました これが折れた部品。中空ネジが中まで通ってるのかと思いきや金属部分は両端だけで、あとは硬質ゴムでできている構造でした。なるほど、ここで柔軟性を持たせた構造になっているようですが、ある一定以上の衝撃には耐えられずに折れてしまうようですね。 で、ここからが本題。これをどうやって直すか?ですよね~・・・
さあ、直してみよう!
繊細かつ大胆に! というとちょっとカッコつけですが、思いついた方法で一気に直してみましょう。 まず用意したのが部品よりも長い全ネジボルト。 そして、靴の修理に使う「黒ゴム接着剤」。これは、接着した後もゴムとしての柔軟性を保ってくれる接着剤でゴム部品の補修などに使える逸品。バイクのレストアに役立つので買っておいて損はないです。 画像(30枚)YAMAHA DT50 そんなわけで、まず折れた部品にゴム接着剤を塗布しまして、中に全ネジを通して両端からナットで押さえつけます。 かなりの力で押さえつけることができるので、ぶっちゃけこれだけでもまっすぐな状態での接着補修が可能となります。普通に走る分にはこれだけでも十分かもしれませんが、やっぱり決定的に強度不足なのでちょっとぶつけただけでまた折れそうなのですよ。 そんなわけで、これも使ってみよう(ここらへんから強引になってきますよ?) 「木ネジ」!! もうお分かりかもしれませんが、この木ネジを部品の中に通してなんちゃって鉄骨構造にしてしまおうという暴力的な作戦です。