廃車の天国 米巨大ジャンクヤードで見つけた「お宝」 40選 前編 日本車も多数発見
サンビーム・アルパイン
2シーターの英国流スポーツカーであるサンビーム・アルパインは、5つのシリーズで合計6万9251台生産された。この個体は1725ccモデルで、わずか1万9122台しか生産されていないシリーズV(1965~1968年)のうちの1台である。 1964年から1967年にかけては、キャロル・シェルビーにインスパイアされたV8エンジン搭載バージョンも生産された。サンビーム・タイガーとして知られる魅力的なモデルだが、7083台が売れたのみである。
トヨタ・クレシーダ・エレガンテ
この珍しい「ランドー」スタイルのルーフをご覧あれ。1980年代初期のトヨタ・クレシーダ・エレガンテのもので、おそらくローナーズ・オートパーツで最も希少な1台だろう。我々の知る限り、数百台しか販売されておらず、すべて米国のトヨタディーラーで改造されたものだ。 レザーまたはベロアのシートが選択可能で、この個体は後者である。
ビュイック・リーガル(1977年)
こちらもランドースタイルのルーフを持つ、1977年型ビュイック・リーガル・クーペだ。このモデルは初代(1973~1977年)の最後のモデルで、17万4560台を販売したベストセラー車。翌年、リーガルは大幅にダウンサイジングされ、年間販売台数をさらに6万台以上押し上げた。
AMCコンコード
数十年間この場所に置かれていたにもかかわらず、このAMCコンコードはほとんど部品が取り外されていない。これは、クラシックカーのコレクターの間で、いかに魅力がないかを示している。1978年から1983年の間に、ホーネットの後継車として40万台以上が生産されたが、その生存率は驚くほど低い。 (翻訳者注:この記事は、後編の『廃車の天国 米巨大ジャンクヤードで見つけた「お宝」 40選 後編 日本車も多数発見』に続きます。)
AUTOCAR UK(執筆) 林汰久也(翻訳)