イケアの照明で部屋を暖かな雰囲気に! 冬の”明かりの衣替え”のコツとおすすめライト7選
日照時間が短い冬は、気温の影響もあり、ほかの季節よりも室内で過ごす時間が増えがちです。長い時間を過ごす冬の自宅で、外の寒さを忘れほっと落ち着ける空間づくりができたら、冬がもっと楽しくなるはず。そこで注目したいのが照明です。 インテリアコーディネーターの住吉さやかさんに、日照時間が短い北欧生まれのブランド「イケア」の商品を使いながら、部屋の雰囲気をがらりと変える“あかりの衣替え”のコツを教えていただきました。
照明の衣替えで 季節感のある空間づくりが可能に
クッションやラグといったファブリックアイテムの色や素材を変えて、季節感のあるお部屋づくりを楽しんでいる人は多いかもしれません。しかし、「照明を衣替えする」という発想には、馴染みがある人は少ないのではないでしょうか。 「秋冬は、春や夏のような日照時間が長い季節にくらべ室内で過ごす時間がぐんと増えますよね。家にこもりがちな季節は、やる気が落ちたり眠くなったりしやすく活動量も減っていきます。 そんなときに、照明の明るさや高さ、配置などを変えると、気分を変えたり、リラックスした雰囲気を演出したりすることができるんです。 たとえば、光が拡散しないタイプの照明は、お部屋全体がシャープな印象になりますが、それを光が拡散するタイプのものに置き換えるだけで、空間全体が暖かく落ち着いた雰囲気に変わります。なので秋冬には、光が拡散するタイプの照明への衣替えがおすすめです」(インテリアコーディネーター・住吉さやかさん、以下同) さらに住吉さんは、「リビングやダイニング、ベッドルームなど、ゆったりと過ごしたい場所は特に、暖かみのある色の照明を効果的に取り入れると、より季節感を演出できる」と続けます。 一方で、リモートワークなど集中力を高めたいときには、暖かみのある光が逆効果になることも。 「暖かみのある色の照明は、白い光の照明をつけたときよりも部屋が薄暗くなりやる気が起きにくくなってしまいます。そういった場合は、『スマートライト』いう調光機能がついた電球に変えるのがおすすめです。仕事や家事に集中したい日中は白色の光、リラックスしたい夜はオレンジ色の光に切り替え、メリハリをつけるとよいでしょう」 スマートライトは、Wi-FiやBluetoothでスマートフォンやタブレットに接続し、専用アプリなどから光をコントロールできる電球。リーズナブルなものが多く操作も簡単なので、導入しやすいのも魅力です。