廃車の天国 米巨大ジャンクヤードで見つけた「お宝」 40選 前編 日本車も多数発見
ポンティアック・グランドビル(1972年)
ポンティアック・ボンネビルのトリムパッケージであるグランドビルは、1971年から1975年までの5年間で29万327台が生産された。しかし、この写真のような1972年型クーペは2万台にも満たなかった。 この個体はまだ使えるパーツがたくさん残っているが、傷だらけでボロボロのボディパネルは救いようがない。
オールズモビル・ジェットスター88(1964年)
1964年、オールズモビル・ジェットスターの「ホリデー・ハードトップ」はわずか1万9325台しか生産されなかった。この個体はジェットファイア・ロケットと呼ばれるV8エンジンを失って久しいが、当時は0-97km/h加速約9秒、最高速度は時185km/hと謳われた。
ルノー・フエゴ
希少性が価値につながるとすれば、ローナーズは4台のルノー・フエゴで大金を手にすることになる。1982年から1986年の間に、AMCのディーラーを通じて9万4000台が販売された。 しかし、現実はそう単純なものではなく、誰も欲しがらないフランス車が4台もあるのだ。フエゴは南米でも組み立てられ、1990年代まで生産が続けられた。
シボレー・ベガ・カムバック
ローナーズには、石を投げれば当たるほどシボレー・ベガ・カムバックがたくさんある。魅力に欠けるモデルかもしれないが、色で補って余りある。この団体には修復可能なものはないようだが、希少なスペアパーツの宝庫である。
ポンティアック・サンバード・サファリ
一見すると、これもベガ・カムバックのように見えるかもしれないが、実際はもっと希少なポンティアック・サンバード・サファリだ。1978年に8424台、1979年に2902台が生産された。いずれにせよ、実に希少なクルマである。この1台をさらに珍しいものにしているのは、ウッドパネルである。
ビュイック・スカイホーク(1975年)
初代ビュイック・スカイホークは、シボレー・ベガをベースにしたクルマである。サブコンパクトのハッチバックとして1974年に世に送り出され、1980年まで生産された。 カメラに最も近いオレンジ色の個体は1975年型のようで、同年に生産された2万9448台のうちの1台ということになる。後ろに写っているのは、その数年後輩と思われる。