鈴鹿おろしの冷え込みで甘み凝縮の白ネギ 正月は松阪牛すき焼きと共に 三重・鈴鹿市
白ネギの収穫がピーク=鈴鹿市(三重テレビ放送)
寒さが厳しくなるにつれ甘さが増す白ネギの収穫が、三重県鈴鹿市でピークを迎えています。 鈴鹿山麓では、鈴鹿おろしによる冷え込みで甘みが凝縮されることから、地域の特産として白ネギの生産が盛んに行われていて、作付面積としては県内最大となります。 収穫のピークを迎えている畑では収穫作業に追われ、白く太く育った白ネギを丁寧に掘り出し数十本ずつまとめていきました。 今年は猛暑に加え残暑も長引いたものの、管理を徹底したことから甘みのある白ネギが順調に育っているということです。 JA鈴鹿白ネギ部会の本郷一馬部会長は「正月には三重県の特産松阪牛と鈴鹿の白ネギでおいしいすき焼きを家族で食べてほしい」と話していました。 白ネギの収穫は来年3月まで続き、約300トンが三重県を中心に中部圏に出荷されます。