ヤクルト・村上宗隆の来オフのメジャー挑戦に、米メディアも報道
ヤクルト・村上宗隆内野手が2日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸6億円でサインした(金額は推定)。2025年シーズン終了後にポスティングシステムを利用してのメジャー挑戦を認められており「(来年は)日本でやる最後のシーズンになると思います。最後、笑顔で背中を押してもらえるような成績を残したい。優勝して日本一だけ残していく目標しかない。僕が活躍すれば優勝できる」と色紙には「優勝 日本一」としたためた。 これを受けて、米メディアも相次いで報道。米大リーグ公式サイトは「Japan’s single―season HR king eyeing move to MLB in 2026」(日本の本塁打記録保持者が2026年にもメジャーをめざす)との見出しに、昨年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準決勝のメキシコ戦での逆転サヨナラ二塁打、そして決勝のソロアーチの映像とともに大きく掲載した。 NPBで836試合に出場し、224本塁打、600打点、OPS・945に2021年と2022年の両年でセ・リーグMVPを受賞し、2022年には打率3割1分8厘、56本塁打、134打点で3冠王。56本塁打はNPBの日本人選手のシーズン記録を樹立、伝説の王貞治が1964年に樹立した55本塁打という記録を破ったなどと紹介した。 また、CBSスポーツ電子版では村上は左打席から強大なパワーを発揮し、過去4シーズンで159本塁打と平均40本近くを放っている。また、出塁率の高さも示しており、今季も全打席で15%以上の四球を記録。その一方で2023年に全打席の28%で三振を喫し、2024年には29・5%に達したとなったなどとも伝えた。 三塁守備にも問題を抱えており、メジャーでは一塁に据えることになるだろうと予想した。
報知新聞社