【中日】新助っ人ボスラーの守備位置…中田翔、石川昂弥らとも丸カブり! 井上新監督は〝タイマン〟想定
中日・井上一樹監督(53)が野手陣の激しいレギュラー争いを予告した。カギを握るのが今季3Aで31本塁打を記録している新外国人のジェイソン・ボスラー内野手(31)だ。 2日に岐阜県恵那市で取材に応じた井上監督は一塁、三塁、外野が守れるというボスラーのポジションについて「キャンプ、オープン戦を見ながらボスラーはファーストをやった方がいいな、ファーストは無理だな、外野だなと見極めないといけない」と語った。 だが「秋のキャンプで細川にも一塁をやらせた。虎視眈々と今年あかんかった分を来年取り返そうという中田翔もいる」(井上監督)と一塁は超激戦区。また、サードには将来の4番候補と目されている石川昂、外野にはカリステ、大島らが控えている。それだけに井上監督は「ボスラー対カリステということもあるだろうし、ボスラー対中田翔、ボスラー対石川昂弥。それはもうどうなるかわからない」と述べ、キャンプからオープン戦にかけて、複数のポジションで厳しい競争が行われる可能性に言及した。 今季は打率2割1分7厘、4本塁打、21打点に終わった中田はこのオフに15キロ減量。「ラストチャンスなので、後悔なく全うしたい」と不退転の覚悟で来季の逆襲を目指している。また、打率2割7分2厘、4本塁打、25打点の石川昂も「ずっとサードをやってきたので、サードがいいなと思います」とホットコーナーを譲るつもりはない。もちろんカリステにも日本で2年間プレーしてきた自負があるだろう。 ボスラーという強力な〝刺激剤〟の注入で中田、石川昂、カリステらが発奮するのは必至。春季キャンプからのサバイバルバトルに注目だ。
東スポWEB