秘密は「里芋」。3カ月で11kg減、体脂肪22%→7%!フィジーク王者の肉体改造術
いい体といい笑顔の裏には並々ならぬ苦労がある。わずか3カ月でマイナス11kgを達成し、体脂肪を14%も落とした藤井一真さんは、今年4月のフィジーク大会で優勝と準優勝の快挙を果たした猛者。 【写真7点】「フィジーク王者の肉体改造術」を写真でチェック
いったい、その陰にはどんな努力があったのか。最も効果的だった減量法も聞いた。
フィジーク大会で快挙!以前は白米6杯
――フィジーク大会で素晴らしい成績を収めたんですね! 2024年4月に開催されたマッスルゲートのメンズフィジーク「176cm以下級」で優勝、「新人176cm以下級」で準優勝をいただきました。 3カ月で一気に体を絞ったので、いま振り返ってもかなり激しく追い込んだと思います。ビフォアアフターの写真を見て、自分でも驚きました。 ――トレーニングを始めたきっかけを教えてください。 周囲から「太ったんじゃない?」とか「かっこ悪くなった」って言われたのがきっかけです。自覚はあったんですけど、当時は忙しさにかまけてて……。 当時はスマホを販売する仕事で拘束時間が長く、食生活は1日1食のみ。家に帰って1日分をまとめてドカ食いしてました。妻の手料理と、白ご飯を一回に2合半。だいだい茶碗6杯くらいですね。 平日が休みの日は自炊するわけでもなく、カップ焼きそばと米を組み合わせるような食生活。そんな生活を2年続けてたら、みるみる太りました。身長173cmで、当時の体重は73kgです。
――1食で2合半はかなりの量ですね……。痩せようと決めて、何をしたんですか? 筋トレです。ジムに入会して、週に4~5回の頻度で通い始めました。もともとサッカーを10年やってたので、運動に対する抵抗はないんですよ。さすがにカップ麺と米2合半のドカ食いはやめましたが、食事制限はほとんどしなかったんです。 体を鍛えればなんとかなるだろうと、むしろ、3食をちゃんと食べるようにしました。2019年からトレーニングを始めて、ゆっくりですが2年後には10kg減量。このルーティンで4年間続けました。 ――週4~5回のジム通いを4年続けるのは、なかなかすごいです。 体を動かすのがやっぱり好きなので、楽しくてハマりましたね。そしたら、周りから「大会に出ないの?」って言われるようになって。仲の良い筋トレ仲間がフィジーク大会に出たって聞いて、自分も挑戦しようかなと思ったのが、いまから1年ほど前です。