経産相、インフラ支援の拡充検討 北海道・千歳のラピダス工場視察
斎藤健経済産業相は19日、北海道千歳市を訪れ、次世代半導体の国産化を目指す「ラピダス」の工場建設を視察した。視察後に報道陣に対し「事業が進むと、地域との関係でいろいろと課題が出てくる」と述べ、周辺インフラ整備の支援拡充を検討する考えを示した。 現場では2025年4月の試作ライン稼働に向け、工場建屋の建設が進む。ラピダスの小池淳義社長は「工事は順調で(試作ラインの稼働に必要な)30%ぐらい」と工事の進捗状況を説明。斎藤氏は「プロジェクトの成否は今後の日本経済を左右するぐらい大きな意味を持つ」と激励した。