埼玉県で専門家会議 終了後に大野知事が会見(全文1)GW明けに1000人超との話も
24日には400に向けて増やしていくということか
大野:私のほうですけれども、まず、今日現在で指定病床75のところ77人。これ実は少し融通していただいて、77人の入院患者がおります。それから一般病床については、今日現在で入っておられるのが81人であります。これは、病床の確保についてはそのとおりなんですが、受け入れの要件が付けられてるとか、そういったところで合致しないといったところで今、このような状況にあります。 先ほどお話をしましたけれども、専門家の先生方からも、このいわゆる中症、軽症と重症の間なんだけど少し難しいところについてを増やしていくようにというご指摘を専門家の先生方からもいただきましたので、そうすると入れる幅が広がってきますので、そこを今後、24日、これ以降になると思いますけれども、そこをしっかりと増やしていけというご意見を今日はいただきましたので、その方向で動かしていきたいと思っています。 大野:違います。入院されているんではなくて、要件によって違うので、その要件に合った患者さんがおられればそこに入れるけれども、そうじゃない場合には受け入れていただけないということですので、その受け入れられるところの幅が違うので、従って先ほど申し上げたように、中症に近いところを増やしていけということをご指摘いただいたので、そこを増やしていくつもりであります。 朝日新聞:では、じゃあ300に向けて今は現状として増やしていってたけど、24日には400に向けて増やしていけと、そういうようなことですか。 大野:いや、400に向けて増やしていくんですが、ご指摘をいただいたのは、われわれの必ずしも単純な機械的な計算で積むだけではなくて、さっき言った幅の広いというか、中症のところをしっかりと増やしていけというご指摘をいただいたということです。 朝日新聞:では皆さんから。
目標の病床数をどうやって割り出したのか
朝日新聞:すいません、幹事社からもう1点。この目標の病床数をどうやって割り出したのか。根拠は何かあるんでしょうか。 大野:はい。つい先般、皆さまにも申し上げましたけれども、月末もしくはゴールデンウィーク明けには1000人を超えているのではないかという、われわれにいただいた試算がありました。そのような中で、全体数の2割が重症以上になるということをまず設定をし、それから中症の割合を出させていただいて、この400と200を足して600になります。これは実はその試算だと足りないので、そこについて今日、ホテルの療養や自宅療養の考え方について、今日は先生方のご意見をいただいたというところであります。 朝日新聞:この一番上の超重症・重篤というのは、重点医療機関を指しているということなんでしょうか。 大野:重点医療機関ではなくて、重点医療機関の中でも、病院の名前は言えないんだね、ですが、3つの病院がECMO等を回せる、肺で回せる経験をしっかりと持ってスタッフがいるというところです。 朝日新聞:各社、お願いします。 大野:よろしいですか。