埼玉県で専門家会議 終了後に大野知事が会見(全文1)GW明けに1000人超との話も
300床がすでに確保されているということか
朝日新聞:じゃあ幹事社の朝日新聞、【森 00:05:43】です。こちらからちょっとお話を幾つか聞きたいと思います。まず大野知事に、今お示しいただいた現状の表なんですけれども、これは300床がすでに確保されて、これだけの入院患者さんがいるという話なんでしょうか。今まで私どもが聞いている話では、病床の確保がまだうまく進んでおらずに、それだけの300という方が入院されているとはちょっと聞いていなかったものですから、この辺のご説明をまずいただきたいと思っております。 それから岡部先生には、今日の県側の病床確保に関する話を受けて、専門家として、これで十分だというふうな評価なのか、それとも今後のまだ拡大を受けて、足りないんじゃないかという話なのか、その辺りの何か具体的な提言がおありでしたらお話しいただきたいと思います。よろしくお願いします。 大野:今日の日報ある? ない? 現在の、すいません、患者さんに関して申し上げると、ちょっとすいません、今日の日報が今、手に入ってないので。すいません、ちょっと後ほどご報告させていただきます、これについては。 岡部:じゃあ先にしましょうか。 大野:どうぞ。 岡部:私へのご質問が、十分かということですけども、4月25日をめどにして今の計画が立てられているわけですけれども、準備っていうのは十分っていうことはあり得ないわけですけれども、まず現状のところで進めていくというところでは重要なことはやっていただいてるんじゃないかと思います。ただ、医師会の先生とか病院の先生、実際に臨床をやってる先生方から、調整をしながら、もう少し病棟に対する。病棟も重症病棟だけではなくて、一番多いのはたぶん中等症だろうと思うんですね。その中等症の場合だと人工呼吸器は着けないけれども酸素は要るといったような患者さんが結局一番膨らんでくる可能性があるので、それについてもさらに検討を続けていくというお話はされていましたし、私も数は、これで良しということではなくて、さらに増やしていただいたほうがいいだろうと思います。 ただ、十分っていうのはもう天井桟敷になっていくので、そこまで到達するのは難しいかもしれませんけれども、しかしそれを1つ1つ増やしたり、一番大切なのはやっぱり母数である患者さんの全体数が収まらないと、重症者の割合も少なくなるので、そこが重症の方だけを見るのではなくて、現在、軽症で終わるような方にも強く呼び掛けているっていうのが今の段階になります。