埼玉県で専門家会議 終了後に大野知事が会見(全文1)GW明けに1000人超との話も
24日を目標に病床を準備
大野:ありがとうございます。今のお話のように、重症患者、中等症患者、軽症患者、この分けについてご意見をいただき、さらには、これから感染者が増えていくという想定の下に、例えばホテル、あるいは自宅療養、こういったことについてどう考えていくかといった、こういったご意見もいただきました。なお、そのご意見をいただきながら、最終的にどこにピークが来るかわからないんですけれども、まずは4月24日。さまざまな専門家のご意見をいただきながら、累積で、先般も申し上げましたが、月末もしくはゴールデンウィーク明けには1000人を超えているという、こういった話がありますので、それに対処するためにはその前に態勢を整えなければいけないということで、4月の24日を目標としてわれわれは、これ見えますでしょうか。もし。いけます? 男性:お手元にも資料があります。 大野:お手元にも資料があるのを、それをぜひ見ていただきたいんですが、4月の24日を目標として、このような形で病床の準備をするということをお話をさせていただき、専門家の皆さまからはおおかた肯定的な意見をいただきながらも、その直後に、中等症についての病床を増やしていくべきといったことで、もちろんここからもどんどん増やしていくことになりますけれども、増加に備えた病床の確保をいたします。
厚労省から防護服1万8000着など提供受ける
具体的に申し上げると、現状を4月17日現在で、超重症・重篤、これはECMOとかを回すものですが、が12。目標は24日時点では12です。重症患者については75、そして軽症が213と、それから軽症・無症状のホテルで受け入れているのが111でありますけれども、これを目標として、現在の300、総計を400にするということで、要確保が100になります。また、ホテルについても約100、上積みをするということを今、目標としてまず当面は24日で考えているということを、これは報告をさせていただきました。 それからあとは、幾つかご指摘をいただいたのが、例えば今、医療患者、院内感染等がありますけども、医療患者が陽性になったときにどういう基準で復旧するのかとか、そういった話をあとはいただきました。 それからもう1点だけ私のほうからご報告ですけれども、今日、厚生労働省から埼玉県に対して、新型コロナウイルス感染症対策に使用するための医療用の防護服1万8000着、およびフェイスシールド1万8000枚を提供いただきまして、すでに提供されている120万枚のサージカルマスク、それからN95のマスクと併せて今後、県内医療機関等に配布をさせていただきます。 また、今日は本田技研工業株式会社さんから新型コロナウイルス感染症移送用の車両、中にパーティションを付けて感染しないようになってるものを4台、貸与をいただきました。こうした関係者の皆さまのご協力に対して、この場を借りてあらためて感謝を申し上げます。私のほうからは以上でございますので、幹事社さま、お願いいたします。