【絶対楽しい!】プロも夢中になる「バチコンアジング」の魅力とは!?
いざ実釣!悶絶の先に「栄光」あり!
その月下美人 AIR AJINGBOATを持って5月19日もいつもの栄宝丸さんへ行ってきました。 ここ数日はかなり厳しい状況だったようで、この日も苦戦するのが予想されます。いや~、だからこそ楽しみ!ww 使うタックルはいつもの2本。 【タックル1】 ロッド:月下美人 AIR AJINGBOAT 66UL-S・K リール:エアリティ SF2000SS-P ライン:UVF PEデュラセンサーX8EX+Si3 0.3号 リーダー:月下美人フロロリーダー 6lb 捨て糸:月下美人フロロリーダー 5lb ジグヘッド:月下美人アジングジグヘッドTG 0.5g#10 【タックル2】 ロッド:月下美人 AIR AJINGBOAT 69L-S・K リール:エアリティ SF2000SS-H ライン:UVF PEデュラセンサーX8EX+Si3 0.3号 リーダー:月下美人フロロリーダー 6lb 捨て糸:月下美人フロロリーダー 5lb ジグヘッド:月下美人アジングジグヘッドTG 0.5g#10 リグは「逆ダン仕掛け」で、シンカーはフリリグシンカー Rの35g(約9号)や56g(約15号)を状況によって使い分けます。 ちなみに、難しそうに思われる逆ダン仕掛けの作り方ですが、けっこう簡単です。リーダーにジグヘッドを結び、あとはリーダーに捨て糸をハーフヒッチで10回ほど編み込むだけ。 ただし、ここで注意点。 捨て糸をハーフヒッチでリーダーに編み込む際の向きは、必ず下向き(ジグヘッド側)に編み込みます。下向きにすることでテンションが掛かるとエダスが横向きになり、ジグヘッドが捨て糸に巻き付きにくくなります。 逆ダンは編み込み部が動くため、エダスの長さを自由に変えられるのもメリット。エダスを長くするとナチュラルなアクション、短くするとレスポンスの良いクイックなアクションを出せます。 ワームは「月下美人 アジングビーム バチコンカスタム 2.2in」をメインに使用してますが、連発したり少しサイズを下げたい時には耐久性の高いノーマルの「月下美人 アジングビーム 2in」も使います。 当日のポイントも港から10分程度の近場からスタート。水深は9mのシャローエリアで、最近はカタクチイワシのベイトが多く、40cmオーバーも出ているポイントです。頭上には羽田空港へ降りる航空機や自衛隊機を間近に見られるのも木更津ならではの光景。 肝心の海の中はというと、やはり状況は良くない様子。バチコンのアクションはオモリが着底したら数秒ゼロテンションでステイし、アタリがなければアクションを付けてポーズ。というのが基本の流れ。 アクションはシンカーをボトムにつけたままのシェイク、ロッドでツンツンと上昇、リールを巻きながらシェイク、テンションをかけながらゆっくりフォールなど様々。 この日も色々と試すもののバイトの数は少なく、ショートバイトを掛けても1秒かからずバレてしまう悶絶Dayです。 しかしながらアジがいるのは確実なので、この渋い状況を攻略するのも楽しい。せっかく渋い状況に当たったので、このような時の攻略法をご紹介します。 それがアクションは“静”と“動”、アワセは“掛け”と“乗せ”を使い分けます。 まずアクションですが、動かした方が良いのか、またはステイで止めた方が良いのかを見極めます。 動かした方が良い時はアジがスレていると感じた時。活性はある程度あるものの、ルアーが見切られる感じがしたり、ショートバイトが多発する時にはルアーを動かし気味にします。リアクションバイトを積極的に狙うイメージですね。上昇系のアクションなんかはリアクションに有効になります。 冬場などの低水温で活性が低い時はやはりステイ系が強い。ゼロテンステイを10秒ほど続けたりしているとバイトが出ることもよくあります。 そしてアワセの“掛け”と“乗せ”ですが、多くの方がバイトを掛けていく“掛け”の釣りをしていると思います。まぁ、バチコンは基本“掛けの釣り”だとは思いますが、“乗せの釣り”を覚えると釣りの幅も広がります。 活性が高く深いバイトが多い時は掛けていくのもいいですが、今回のように状況が悪いとフッキングしないことも多く、掛かってもすぐにバレることが多くなります。そんな時に有効なのが“乗せの釣り”なんですね。 アタリがあっても瞬間的にはアワセず、ロッドでゆっくりと聞きアワセをして、文字通り乗せていくようにしいます。そうするとフッキングミスも減り、仮にフッキングしなくてもセカンドバイトが出るようになります。 そして“掛け”と“乗せ”にはロッドの相性もあります。やはり掛けではシャープなL、乗せではしなやかなULが相性がいいです。 また、先ほどの“静”と“動”のアクションでいうと、“静”はどちらでもいいですが、“動”ならLが使いやすいです。 さらにエダスの長さでナチュラル重視かキレを重視するかを変えることで、よりイメージ通りのアクションにすることができます。 実際に冬場の低水温では【UL・静・乗せ】の組み合わせが良く、春になってからは【L・動・掛け】がハマることが多くなりました。もちろん状況によってはこれらを組み替えて攻めていき、その時の正解を探していきます。 さて、話を当日に戻すと、【L・動・乗せ】がもっともマッチしました。 鋭くアクションさせながらも移動距離を短くし、違和感のような小さなバイトを即掛けせずにスイープにアワセることでミスを少なくし、バチコンでは竿頭をゲット。といっても、3時間で数は28匹とやはり厳しい日でした。 ここ最近は産卵期のためか厳しい状況が続いていますが、状況がよければ3時間で100匹を超える釣果がでるのが木更津エリアのバチコン。今後は水温もさらに上昇し、イージーな日が増えていくので、バチコンにトライしてみてはいかがでしょうか。