NGT48暴行事件 第三者委報告を説明(全文8)つながりの濃淡は把握していない
濃淡を理解していないのに不問に付すという判断ができた理由は?
デイリースポーツ:その濃淡を理解していないのに不問に付すという判断ができた理由はなんでしょうか。 松村:この12名に関しては、この事件と直接もちろん関係がないことですし、メンバーの回答と面談によって出てきたことなので。 デイリースポーツ:事件と関係なく、つながりがあったことが分かって、そのつながりに関しては不問に付するという形でしたよね。事件に関わってないから不問っていうことではなくて、つながりに対して不問というふうに発表だったと判断したんですけれども。 松村:これも本人たちから出てきた話なので、これが実際に本当にどうなのか否かという。しかも今ご指摘いただいている濃淡の話でいうと、例えば本当にあいさつ、大変失礼いたしましたが、あいさつだとか、道で声を掛けられて応えてしまったとかっていうことだけでっていうこともありますから、これはちょっと確認をしていくべき事象かなというふうに思います。 デイリースポーツ:そのことも含めて、正直、1月1日からAKS側のおっしゃっていることがまったく変わっていないとこちらは判断してしまうんですけれども、何かAKSの中で、ご自身たちの中で判断が進んだ点っていうのはあるのでしょうか。2カ月以上たっていますけれども。 松村:判断が進んだといいますと。 デイリースポーツ:コミュニケーションという発言は1月と同じですし、その当時から、今回も濃淡を把握されていないということであれば、1月から結局、第三者委員会が調べたことも含めて、AKSさんの中で何か把握が進んだことっていうのはあるんでしょうか。 松村:把握といいますと。 デイリースポーツ:結局、例えば同じマンションに住んでいることは新しく把握されたわけですよね。それに対しての対応というのはどういうふうに取られていたかとか、例えば1月の段階ではそれが訴えで分かっているのに。 松村:例えばマンションのことで言いますと、そのマンションがウイークリーマンションの扱いになってたっていうことは、本当に正直、事件後に知っている状態です。その犯人が別のところに入居していたうんぬんというようなうわさもありますし、それに関していいますと、ウイークリーマンションであったということを、入居したときにウイークリーマンションではなく、途中でそうなったということをわれわれも全然把握できていなかったということは、イコール、当然ながらほかの方々はちゃんとやっていらっしゃる方はいらっしゃると思うんですが、不特定多数の人が頻度を上げて、ウイークリーなので入れる、入居できる可能性があった。しかもそういう場所にメンバーが住む結果になっていたというようなことは本当にあり得ないことだなということだなというふうに思っておりますし、そういうことを取ってみても、ご指摘を受けているような体制、セキュリティーの強化っていうのをしっかりやらなければいけないなというふうに思っている次第でございます。 デイリースポーツ:すいません、あともう1点。第三者委員会の報告の中にもありますネット等々の検索という、その影響力を第三者委員会も認めているということだと思うんですけれども、今回、12人に限らないかもしれませんが、濃淡がはっきりしない、誰が何をしたか分からない、メンバーの名前も挙げない、推定としてはなかったというようなところで、とはいえ結果的に事件といいますか、起こったことを考えますと、やはりファンの中で犯人捜しといいますか、ある意味、罪のない、なんの関係もないメンバーすら苦しむという形がこのままだと永遠に続くのではないかと思うんですが、その当たりの対策はどうお考えでしょうか。 松村:そうならないように、ただ、ネット上のいろいろな流布に関しても、あまりにもいき過ぎているものであったり名誉を毀損するようなものに対してはなにがしかの処置を考えていかなければいけないというふうに感じております。 デイリースポーツ:ありがとうございました。 司会:そのほかいかがでしょうか。 松村:はい、じゃあその2列目の女性の方。