NGT48暴行事件 第三者委報告を説明(全文8)つながりの濃淡は把握していない
あとをつけられた経験のあるメンバーの存在はいつ把握したのか
朝日新聞:すいません、朝日新聞です。報告書の中で、これ23ページだったと思うんですけれども、この調査の中で、マイクロバスから降りたあとにファンにあとを付けられた経験を有する者もいたというふうにあって、これはいつごろ把握してたのかっていう部分と。 松村:これが発生したのがですか。 朝日新聞:はい、いつごろからこれが発生していたかということと、それをいつ運営が把握していたかということですね。 松村:これはちょっと時期っていうのが確定的なことはあれなんですけれども、わりとよくあることの可能性はございます。なので、これも先ほどここにもご指摘を受けてますように、マネジャーが一緒に例えば降りるとか、そこまで、ある程度どこまで、何かメンバーと一緒に家のほうまで行くっていうだけでそういう抑止力っていいますか、そういうことは回避できる確率が上がるので、それをやはりやっていなかったということが一番大きな要因、原因かなっていうふうに考えております。 朝日新聞:こうしたアイドル巡ったトラブルとしては、必ずしも大きいところばかりではないですけれども、大きなこういう事務所ばかりではないですけれども、AKSさんみたいな。もっと小さいところも含めて、今まで何度も危険な目に遭うっていうことはあったと思うんですが、そのときに、こうしたマネジャーを付けずに送り迎えするだとか、一部のファンとの接触を把握してないって状態について是正しようっていう話はなかったんですか。 松村:いや、自省ですかね、今、最後の。 朝日新聞:是正です、是正。 松村:是正。 朝日新聞:はい。 松村:当然ございます。それがあって、これが本当に不十分であったという以外、申し上げれることがなく、これは本当にさらに、さらなる是正、改善っていうことが急務であるということだと思います。これも毎日毎日、動いてまいりますので、その中でやはり想像しないようなことも起こりうるので、それに対してすぐに対応をしていくという姿勢を今後はさらにつらぬいて守っていきたいなというふうに思っております。 朝日新聞:すいません、先ほどから今後の話っていうのがよく出てくるんですが、そもそもこの報告書の内容に齟齬があって、第三者委員会がこれをどういう意図で書いたかっていう部分も、ちょっと皆さん、失礼ながらあんまり把握されてないように見受けられるんですけども、その状態で対策をするっていっても具体的に打てるものがないんじゃないかというふうに一般的に受け止められると思うんですが。今後、第三者委員会とこの報告書の内容をあらためて突き合わせた上で何か打ち出すとか、そういうことは考えてらっしゃらないんですか。 松村:そういうご指摘を受けるっていうのはもう本当にわれわれどもの不徳のいたすところでありますし、今のご意見を参考にしっかりと頑張っていきたいなというふうに思っております。ありがとうございます。 【書き起こし】NGT48暴行事件 第三者委報告を説明 全文9に続く