【40代・50代の骨盤を整える「床バレエ」】寝たままできて超簡単!「床バレエ」で骨盤の歪みを取って下腹を薄くしよう
写真のように骨盤を真っすぐ立てると、姿勢が整い、体幹部の筋肉をまんべんなく使うことができるように。
《続ければこんな変化が…!?》 床バレエを続けて、食事制限なし、2カ月で体型が変わったという60代の女性。 「床バレエを2カ月続けてくださった方のお写真です。食事制限をしていないのに、床バレエで骨盤の位置が変わって筋肉が上手に使えるようになったことで、下腹がへこみ、長かったお尻が短くなって、ヒップアップしています」
歪んだ骨盤をリセットして、下腹を薄くする床バレエ
【寝たまま脚パタパタ】 股関節の外旋、内旋を繰り返しながら股関節の動きをスムーズにして、歪んだ骨盤を元の位置に戻す。
1.膝を立てて両脚を広めに開く あお向けになり、両手は頭の下へ。両膝を立てたら、両脚を腰幅よりかなり広めに開く。
2.両脚を右に倒す 上体は床につけて天井に向けたまま動かないように気をつけて、股関節から脚を動かすように、両脚を右に倒す。
3.両脚を左に倒す 次に両脚を同様に左に倒す。左右交互に30秒ゆっくりと脚を動かそう。
【お尻アップダウン】 お尻の上げ下げを繰り返すことで、骨盤と太ももをつなぐ腸腰筋の伸びを深める。ここの筋肉の動きがしなやかになると、下腹がぺたんこに。ヒップアップにも効果的だ。
1.両脚を右に倒す あお向けになり両手を頭の下に置いたら、股関節から動かすように両脚を右に倒す。
2.お尻を持ち上げる 両脚を右に倒したまま、床からお尻を持ち上げる。お尻のアップダウンを10セット。お尻を無理に高く上げようとせずに、自分のできる範囲で上げ下げを繰り返そう。
3.両脚を左に倒す 次に両脚を同様に左に倒す。
4.お尻を持ち上げる 両脚を左に倒したまま、床からお尻を持ち上げて、アップダウンを10セット行う。 【注意するポイント】
\OK/ 肩の力は抜き、首を長く保ったまま脚を動かすのがポイント。
\NG/ お尻を上げるときに肩に力が入り、首が詰まってしまわないように注意しよう。
【教えてくれたのは】 竹田純さん バレエダンサー・フィットネストレーナー。一般社団法人床バレエ協会代表。パリでクラシックバレエやコンテンポラリーダンスを学んだ後、フランスをはじめヨーロッパのバレエ団で活躍。現在、指導者としてSNSやYouTubeで床バレエの情報を発信。著書『マネしたらやせた! 30秒だけ床バレエ』(講談社)も好評 撮影/藤澤由加 ヘア&メイク/木村三喜 取材・原文/山本美和