【40代・50代の骨盤を整える「床バレエ」】寝たままできて超簡単!「床バレエ」で骨盤の歪みを取って下腹を薄くしよう
バレエ王子・竹田純さんが考案した「床バレエ」、大好評につき連載第2弾がスタート! 床で体を安定させながらバレエの動きを取り入れたエクササイズは、ラクにできるのに筋肉がしなやかになり、体が引き締まると話題だ。今回の連載は、特に体の中心「骨盤」にアプローチ。竹田さんの動きをマネして、寝転んだまま楽しくエクササイズ!
バレエダンサーはみんなやっている骨盤を整えると悩みが解決するふたつの理由とは?
床バレエは、おへそから恥骨までお腹全体を引き込むようにへこませたまま行う。そして、その姿勢をキープした状態で、肋骨を使って呼吸をするバレエ呼吸(OurAge連載「竹田純さんの床バレエ」第2回)が基本だ。「この呼吸を行うと、骨盤が自然に正しい位置に誘導されます」と竹田純さん。 床バレエで骨盤が整うとなぜ、下腹がへこむ、垂れ尻が上がる、浮き輪肉が取れるなど、いいことがたくさんあるのか、その理由を聞いた。
1.骨盤のまわりには、体幹を安定させるインナーマッスルが集まっているから 「骨盤のまわりにはお腹をコルセットのように締める腹横筋をはじめ、腸腰筋(ちょうようきん)、骨盤底筋群、背面にある多裂筋など、体幹を安定させるインナーマッスルが集まっています。 骨盤の歪みを取ると、これらの体幹の筋肉をしなやかに動かすことができるようになるので、無駄な贅肉がつきづらくなるんです。続けていけば、お腹、お尻がどんどん引き締まっていきますよ」(竹田純さん) 2.骨盤が立てば姿勢がよくなり、血流もUP 「骨盤が歪んで後傾すると猫背に、前傾すると反り腰になり、内臓の位置が下がって下腹がぽっこり出たり、お尻が垂れる原因になります。骨盤を真っすぐに立てて、正しい姿勢がとれるようになると、股関節の動きがよくなり血流がアップ。脂肪が燃えやすくなるし、姿勢もよくなるので、見た目にも上品に痩せて見えます」
【骨盤が後傾】 骨盤が後傾していると猫背に。
【骨盤が前傾】 骨盤が前傾していると反り腰に。 同様に、反り腰では骨盤が前傾し、猫背になると骨盤が後傾。