N国・立花代表と渡辺喜美氏が会見(全文2完)いかにレバレッジを利かせるか
「みんなの党」のアジェンダに共鳴したのか
フジテレビ:フジテレビの【タカハシ 00:34:54】です。2点ほど、立花さんにご質問なんですけども、きのう入られた丸山さんに関しては、NHK問題だけは共通の認識であって、あとは自由だというふうなことをおっしゃっていて、一方、今回の渡辺先生に、渡辺さんに関しては、NHK問題はあまり考えていない。ただ、「みんなの党」のアジェンダに関しては共鳴すると。一見すると、結構、真逆な感じがするんですけど、それについて立花代表の考えをお伺いしたいのと、あと、どのような、「みんなの党」のアジェンダ設定というか、そこに共鳴をしたのか、具体的に教えていただければと思います。 立花:まず、決して渡辺先生がNHKのことを好きっていうことでは、まずないと思いますし、2番目の質問とたぶんかぶってくると思うんですけど、僕、本当に、渡辺先生は、「みんなの党」の結党のときから、もう渡辺先生が事務所、アパートみたいな小さい事務所で、お1人で党を立ち上げているところから、ずっと、ある意味もう渡辺喜美ファンとしてウオッチしていたんですけども、やっぱり渡りですよね、いわゆる天下りとか渡りの問題、そういう税金の無駄使いのところを中心に改革をしようとされている姿。で、NHKもそこ、すごく多いんですね。で、渡辺先生にもNHKの質問について、先ほど、あいさつでもおっしゃっていましたけども、決してNHKが丸っていうわけではなくて、NHKの経営のやり方、受信の制度そのものには疑問を感じていらっしゃるようですので、そこはそんなに重要ではないのかな。
入党に至らなかった理由もそこにあるのかなと
ただ、一方で今回、入党ということに至らなかった理由もそこにあるのかなと。ですから、完全にリンク、NHK問題でリンクするのであれば、もう少し入党について強く推せたのかなと思っているんですが、今回、この話に至る途中では、一度、破談になりましてね、雰囲気的には。うまくいかない感じで、ちょっと諦めるような状態になったのを、先生の秘書の方が、まあまあ、人としてどうなの? みたいな、なりましたよね。 渡辺:ちょっとよく分かりませんが。 立花:いや、要はね、お話をしているときに、これはもうちょっと駄目だなと僕は思ったんですよ、ちょっと涙が出てきたんですけど。でも、渡辺先生の秘書の方がね、立花さんっていう人間は信用できると思うから、取りあえず結論はゆっくりでいい、結論というか、時間をね、会派を一緒に組めば、これからは一緒に仕事をしていく時間が増えていけばね、そこはうまく考えが合わなければもちろん入党にならないでしょうし、考えが合えば、そこは考えていけばいいでしょうと。ただ、もう、話し合いをする時間よりも前に、結論を出す前に、もうタイムリミットが今日、来ちゃったので、取りあえず会派を組もうと。 で、その会派を組むメリットっていうのが、お互いに希望する委員会に入れる可能性が上がること、質問時間が増えること、そのほかにも、いろんなメリットが会派を組めばありますから、お互いの目標の達成のためには入党はできなくても会派結成っていうのは非常にプラスになるということで、大きくね、受信料問題、NHKの問題で乖離があるとは思っていないので、今回の会派結成の合意に至ったっていうことです。よろしいですか。どうぞ、はい。