小池都知事が記者会見6月5日(全文3完)島国だけに、水際対策はしっかりと
医師会も一緒に見回る意義は
フジテレビ:すみません、フジテレビ、小川です。幾つか聞かせてください。まず今日の夜から始まる歌舞伎町の見回りなんですが、これは医師会の方とかも一緒に回られるというふうに聞いてるんですが、医師会の方が一緒に回るっていうことの意義とか意味を教えてください。 小池:これは都の医師会のほうからのお申し出もあり、また、何よりも今回、新宿の区の医師会の皆さま方が大変熱心にお取り組みいただているということから、現場を共に確認するということは有効な形で、そのご協力には感謝したいと思います。また、今、各地でPCRの検査が進んでいるのも区の医師会のご協力あってこそなので、そういう意味で、検査を受ける場所でご活躍いただいたり、病院などでご活躍いただいてる医師の皆さんが、ひょっとしたら起こるかもしれないそれらの場も、共に確認をするという意味は大きいというふうに思っております。 フジテレビ:医師会だからこそ気付く視点っていうのがやはりあるんでしょうか。 小池:そうですね。それらのことも一緒に見ていただければと。で、ご提言をいただければというふうに思っております。
夜、密集することへの危機感の表れか
フジテレビ:あと、すいません。きのうから都の発表で、夜の街というのを、接待を伴う飲食店と、あと夜の密集、若い人、20~30代がやっぱり中心と聞いてるんですが、若い人たちの密集っていう形で、より詳しく説明をいただくようになったんですけれど、これは夜、密集することの危険性とか、そういった夜集まると、ついちょっと羽目を外してしまいがちであるとか、何かそういった都からの、特にそういう集まる際の危機感っていうのの表れっていう捉え方になるんでしょうか。 小池:なかなかこの辺の表現が難しゅうございます。夜の街といっても、もう本当にしっかり対応していただいてるところも、老舗のお店などがあったりもしますし、片や、あまり頓着していないようなところもあることも聞いております。いわゆる夜の街ですけれども、過去にクラスターが発生されたとされます接待を伴う飲食店、分かりやすく表現したものでありますけれども、これらについてできるだけ、しっかり取り組んでおられる方々と、そうではないって言ったらあれですけれども、課題を残しておられるところにはしっかり届くように、また、それを利用する側に気を付けていただくのが一番効果的ではないかというふうに思っておりますので、夜の街、密集・密接・密閉、これらについての危険性の高いところ、気を付けてくださいって利用者のほうに申し上げるということが重要だというふうに考えております。いいですか。