30代、共働き夫婦が実践する「ラクする夕食づくり」。クタクタの日でも即完成、栄養ばっちり
「完全食スープ」があれば栄養もばっちり
私の家では、6種類以上の食材が入った具だくさんの野菜スープやみそ汁のことを「完全食スープ」と呼んでいます。 この「完全食スープ」も夕食当番の人が、数日分をまとめてつくります。 というのも、忙しい朝は栄養面まで気を配ることが難しく、昼食も市販の冷凍食品をつめたお弁当で炭水化物ばかりになってしまい、栄養面で課題を感じていました。そこで、1日の栄養バランスが整えられるようにと、食材をたっぷり入れたスープ類をつくりおきしています。 がんばって品数を増やすよりも、汁物料理に多くの食材を入れることで料理のハードルを下げることができています。 とある日のみそ汁の食材は、カブ、カブの葉、豆腐、ニンジン、ナス、ワカメ、シイタケ、小松菜、ちりめん、ネギなどを入れました。
完璧を目指さず、ときには宅配弁当も利用する
毎日温かい手料理を食べたいけれど、仕事もあるとなかなか難しいのが現状です。夕食当番が週3日以上になると、ふたりとも負担を感じてしまい長続きできません。 「栄養バランスを整えたい! でもラクに夕食を準備したい!」と悩み、たどり着いたのがおかずの宅配弁当です。数日分のおかずがまとめて冷凍で届き、レンジで温めるだけで食べられます。糖質・塩分控えめ、100種類以上のメニューから選べるところを選びました。 なるべく自炊し、週に1日だけ宅配弁当を利用することで栄養面を妥協せず、しかも手間をかけずに夕食が用意できるようになりました。
買い出しは週に1回だけにする
残業で帰りが遅くなることがあるため、週末に一週間分の食材をまとめて買っています。 先ほどもご紹介したとおり、一週間分の献立をあらかじめ決め、スマホのリマインダーに買うものをメモしてからスーパーに行きます。 夕食当番の人がどの食材をどれくらい使うのか把握できるよう、買い出しは夫と一緒に行きます。しかも、ふたりなら買った食材の袋詰め作業がすぐ終わり、1時間程度で一週間分の食材が調達できるように。 平日に何度もスーパーへ行くよりも、まとめて買い物をすませてしまえば時短につながります。 共働きでも夫婦で夕食の準備を協力することで、あたたかい手料理に舌つづみを打ちながら家族団らんの時間を楽しめるようになりました。ぜひ参考にしてみてくださいね。
村上はな