【新スーパーカー情報】ガルウィングを備えた史上最もパワフルなライトウェイトマクラーレン登場!399台限定のマクラーレンW1とは?
0-200 km/h加速5.8秒
新型「マクラーレンW1」の総出力は1,275馬力、最大トルクは1340Nm。興味深いことに、マクラーレンはトレンドに逆行し、フロントアクスルを電動化せず、20インチのリアホイールだけに動力を伝達する方式を採用した。これは、運転性能を損なうものではなく、むしろその逆だ。0-100km/h加速は2.7秒で、「P1(2.8秒)」とほぼ同じだが、0-200km/h加速と0-300km/h加速は特に素晴らしい結果となった。静止状態から200km/hまでわずか5.8秒、300km/hまで12.7秒という驚異的な速さで到達する。
これにより、最高速度を追求して設計された「スピードテール」よりも、「W1」は時速300kmに到達するまでの時間が10分の1秒短縮されている。同時に、イタリアのナルドサーキットでは「マクラーレン セナ」を3秒上回ったという。最高速度は350km(電子制御による制限速度)に達する。
車両重量はわずか1,399kg
その速さを実現した鍵の一つは、カーボンモノコック構造にある。全長4.64m、全幅2mを超えるハイパーカーとしては軽量な1,399kgを達成している。もう一つは、空力特性だ。マクラーレンによれば、「W1」は350時間以上風洞でテストされ、F1で培った同社の専門知識がすべて盛り込まれている。
例えば、「W1」は最も先進的なアクティブエアロダイナミクスソリューションを搭載しており、その中には、リアに30センチ(!)も伸びる、見事な外観のアクティブロングテールリアウィングも含まれている。「P1」と同様、「W1」はレースモードでは自動的に車高が下がり、フロントアクスルで最大37mm、リアアクスルで最大17mm低くなる。このモードでは、最大1,000kgキロのダウンフォースが発生する。 「マクラーレン セナ」と同様に、洗練された空力特性がデザインを大きく決定している。「P1」の攻撃的で直線的なデザインと比較すると、後継モデルはより鋭いデザインとなっている。フロント部分はWモーターズのリカンハイパースポーツを彷彿とさせ、サイドポッドはF1カーからインスピレーションを得ている。「W1」のガルウィングドア!