【新スーパーカー情報】ガルウィングを備えた史上最もパワフルなライトウェイトマクラーレン登場!399台限定のマクラーレンW1とは?
マクラーレンW1(McLaren W1):1,275馬力と1399kgが融合。マクラーレンW1は、P1とF1の後継モデルであり、史上最もパワフルなマクラーレンだ。生産台数はわずか399台。販売価格は220万ユーロ(約3億6,300万円)。詳細情報!
「マクラーレンP1」、「ポルシェ918スパイダー」、「フェラーリ ラ・フェラーリ」: 2010年代初頭に登場したハイパーカー3台は、歴史に名を残すこととなった。それから約10年後、マクラーレンは、新世代ハイパーカーの第一弾となる新型「W1」を発表した。今度はポルシェとフェラーリが追随しなければならない! 「W1」は、大きな期待を背負っている。一方には、わずか375台しか製造されず、V8ハイブリッドで916馬力を後輪に伝える「P1」がある。しかし、さらに伝説的な車といえば、ゴードン マーレイが設計した「マクラーレンF1」だろう。現代のマクラーレンの最初の車であり、現在では世界で最も価値の高い車の1台だ。製造された106台の「F1」の価格は2,000万ユーロ(約33億円)からというのも珍しくない。
限定399台
それに比べると、「W1」はお買い得だ!399台の限定生産モデルは、約220万ユーロ(約3億6,300万円)からとなっている。しかし、MSO部門で贅沢を尽くせば、300万ユーロ(約4億9,500万円)の壁をも確実に突破する。
その結果、新型ハイパーカー3車種のうちの最初の車種となっただけでなく、マクラーレンがこれまでに製造した中で最もパワフルなロードカーとなった。先代モデルと同様、「W1」もハイブリッド車である。ただし、ここでは電気走行距離(W1の電動走行距離はわずか2km)ではなく、パフォーマンスに重点が置かれている。
V8ツインターボで928馬力
「W1」の心臓部は、新開発のV8ツインターボエンジンで、排気量は3,988cc、単体で928馬力と900Nmのパワーを発揮し、P1のドライブトレイン全体のパワーを上回る。「W1」の場合、ラジアル磁束電動モーターと制御ユニットで構成されるeモジュールがあり、さらに347馬力と440Nmのパワーを追加する。このモジュールの重量はわずか20kgだ。ちなみに、8速デュアルクラッチも新開発で、電動式のリバースギアを備えている。