【コメビジネス2022】価格安定するコメの注目度上昇 主要産地7エリアの最新動向
宮城米説明会でサンドウィッチマンがPR
多くの食品を輸入に頼るわが国では、円安の進行、将来的な調達不安、足元での価格高騰などで、全量自給可能で価格が安定するコメが注目されている。外食大手で今後、米飯関連メニューを増やす方針を打ち出した企業もあり、今後こうした動きが広がるのは必至だ。今年も古米の在庫が積み増した中、新米商戦がスタートした。コメ消費は減退し、しかも家庭炊飯が減少傾向を強めていることが要因だ。そうした逆風の中で、各産地は新米キャンペーンやTVCMなどを通じて自県産米のPRに躍起だ。その一方で、農薬や化学肥料の使用量を低減した地球環境に配慮した栽培方法のコメに注力する動きも出てきている。産地の最前線をリポートする。
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日本食糧新聞社