今年は「繋ぐ」 三重県知事が1年振り返り「災害対応が形になり始めた」
三重県の一見知事が今年の漢字と共に一年を振り返る(三重テレビ放送)
三重県の一見知事は25日、今年最後の定例記者会見で「災害対応が形になり始めた」とこの1年の県政を振り返り、来年は山積する課題に取り組んでいく姿勢を示しました。 今年の漢字として「繋(つな)ぐ」を選んだ一見知事は、元日に起きた能登半島地震や、選挙におけるSNSの情報発信などから人の繋がりについて感じたことを述べました。 その上で、今年1年の県政については県独自の防災アプリの提供や、津波避難タワーの設置など、「災害対応が形になり始めた」と振り返り、来年に向けては「課題は山積。防災や子ども施策、観光、教育。様々な課題に取り組んでいく」と述べました。。 また、来年1月3日で大阪・関西万博の開幕100日前を迎えることから、三重県は万博への来場や会場に設ける三重県ブースをPRするため、100日前のキャンペーンを実施することを発表しました。 万博に関する三重県の取り組みをSNSを使って情報発信するほか、キャンペーンサイトからアンケートに答えた人を対象に、抽選で万博入場チケットをプレゼントするということです。 期間は26日から来年1月20日までで、詳しくは三重県の万博専用ホームページで確認できます。