駿河屋サッカー教室が28日静岡市の草薙球技場で行われ、元日本代表の澤登正朗氏や小野伸二氏のほか、磐田を契約満了となった金子翔太(29)ら現役Jリーガーも参加し小学生の指導にあたった。 　エキシビションマッチでは同じチームになった沼津FW川又堅碁へ絶妙なクロスを供給していた金子。試合後に取材に応じ自身の去就について「結構焦っています、まだ決まっていない」と語った。 　2021年夏に清水から磐田に電撃移籍しコンスタントに出場機会を得てきた金子。昨季はJ2で29試合6ゴールでJ1復帰に貢献し今季もJ1で14試合1ゴールをあげたが磐田から契約満了を告げられ、現在移籍先を探している状況。 「僕の2列目のポジション、(新しいクラブが)決まっていない選手が渋滞していて」と今冬の移籍市場を冷静に分析。それでもJ1を含む複数のクラブから関心が寄せられているという。「候補にあがっているクラブは3つくらいあるんですが、正式オファーには至っていない」と金子。 　ハードワークやポジショニングが持ち味で来年5月には30歳を迎える金子自身、カテゴリーへの強いこだわりはない。「J2でも減俸でもいい。やりがいのあるチームで、上を目指せるチームだったら。」 　 　年明け1月上旬から始動するJリーグクラブが少なくない中、金子はどのクラブのユニフォームに袖を通すことになるのだろうか。