今年も賑わう志摩スペイン村 VTuberコラボ、今度は「サンゴとサロメ」の2人でお出迎え
今年も賑わう志摩スペイン村 VTuberコラボ、今度は「サンゴとサロメ」の2人でお出迎え
三重県志摩市のテーマパーク「志摩スペイン村」で、バーチャルYouTuber(VTuber)とのコラボイベントが10日に始まった。昨年のイベントは初日に例年の2.3倍の来場者が押し寄せ、「いつでも空いてる」「並ばない」などの“自虐ネタ”で知られたスペイン村のイメージが変わったと話題になった。今年はVTuberのキャラクターが2人になり、さっそく前年同様の賑わいとなっている。
VTuber側の激推しで昨年に続きコラボ第2弾が実現
コラボイベントはVTuberの「周央(すおう)サンゴ(通称ンゴちゃん)」が自身のYouTube配信でスペイン村を「最高テーマパーク」などと取り上げ、スペイン村側と交流を始めたのがきっかけ。昨年2月にはンゴちゃんが正式にスペイン村の「バーチャルアンバサダー」となり、コラボグッズ販売やスタンプラリーなどのイベントが開かれた。 このコラボが好評だったため、今年は同じVTuberの「壱百満天原(ひゃくまんてんばら)サロメ」も加えて2人のバーチャルアンバサダーが出迎えるイベントとなった。
グッズ購入の来場者「前回来たところ回って写真撮りたい」
期間中はパーク内に飾られた2人の手描きイラストをあしらった4つの絵皿を探すとオリジナルステッカーがもらえる「お皿ラリー」や、2人とクイズやスペイン語講座を楽しむ特別映像作品の上映、オリジナルスイーツの販売などがある。来場者はさっそくグッズを買い求め、「前回来たところを回りながら写真を撮りたい」などと楽しんでいた。 広報宣伝担当の柴原風花さんは「サンゴさんとサロメさんのお2人とのコラボで、今まで志摩スペイン村を知っていたけれど来たことがなかったという方にもお越しいただければ。スペイン村は開業30周年という節目でもあり、新しいパレードやフラメンコのショー、客室をリニューアルしたホテルも楽しんでほしい」と話していた。 イベントは5月10日まで。グッズやスイーツは3月から一部の種類が入れ替わる。入場料は1日パスポートで大人5700円、中高生4600円、小学生以下3800円など。 (文・関口威人、動画撮影・加藤直人/nameken)