【定番名品シリーズ】一本は欲しい大人のカジュアルパンツ「ブラックジーンズ」5選、今はストレート&スリムが正解
2. JACOB COHËN ■ ラテンな色気漂うプレミアムジーンズのトップランカー イタリア生まれのヤコブ コーエンは、2000年代初期に発生した“プレミアムジーンズ”ブームをきっかけに、本邦でも広く知られるデニムパンツ専業ブランド。厳選素材に加えテーラード的な立体裁断や、ハンドによる丁寧な仕上げなど、すべてにおいてこだわりを尽くした製品作りが特徴。 この「ニック」モデルは、定番のスリムフィット型をさらにローライズ化させ、より軽快な腰回りを実現させたスリム型。11オンスの二方向ストレッチデニム地を採用しており、どんな姿勢でもリラックスした穿き心地が味わえる。また、手間を掛けたリンスウォッシュ加工を施したデニム地は、コットンのみならずモダールを加えており、シルクのような柔軟さとツヤ感を兼備。男らしくもリッチな雰囲気が楽しめる。
3. PT TORINO DENIM ■ テーラード仕立ての気品漂う大人のためのスリム メンズスタイルにおいて“一番重要なのはパンツだ”という信念のもと、2008年にイタリアはトリノにて設立されたPTトリノ。ドレス用の本格スラックス作りを原点とするブランドだけに、ジーンズにおいても大人の品格漂う美脚シルエットを作り出す。 なかでもこの「ロック」モデルは、スキニー的な細身シルエットで人気を誇る定番。スマートさに加えローライズ仕様による小尻効果など、誰が穿いてもスタイリッシュな立ち姿が作り出せる。適度に化繊や伸縮素材をブレンドしたデニム地を採用しており、細身でありつつしなやかかつ快適に穿きこなせるところも魅力だ。
4. visvim ■ プロダクトとしての可能性をとことん追求 デザイナーの中村ヒロキが打ち出す独自に作り込んだアイテムを展開するビズビム。デザイナーズウェアというよりも、各種の職人技術を自在に取り込んだプロダクトは、日本を越えてニューヨークやロンドン等の高級デパートでも取り扱われる。 定番となるブラックデニムは、14オンス生地を使った重厚感のある仕上がり。ワークやミリタリーアイテムに造詣の深いデザイナーの自信作だけに、実用品としての完成度はハイレベル。単なるファッションウェアではなく穿き込むことを想定しており、トレンドとは無縁のストレートシルエットや無骨な鉄製のネオバボタン、100%綿の日本製セルビッチ・デニムにオリジナルのジップスライダーなど、長年タフに使い続けられる素材とパーツを厳選使用する。