19日(土)は広い範囲で雨が降り、激しい雷雨となる所もある見込みです。日中は南風が強まり、各地で夏のような暑さとなりそうです。夕方以降は次第に北寄りの風に変わって寒気が流れ込み、夜は北海道で雪の降る所がある見通しです。

雨と雲の予想(19日(土)午前8時・午後6時)

　日本海から近づく前線や低気圧の影響で、18日(金)夜から雨の範囲が広がります。19日(土)午前中にかけては北海道や東北を中心に、昼前からは日本海側各地で雨脚が強まりそうです。落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうにも注意してください。夕方以降は雨の中心が太平洋側へと移ってくる見込みです。

19日(土)午後3時の風の予想

　この雨を境に、冷たい秋の空気へと入れ替わります。日中は南風で暖かい空気が流れ込みますが、前線通過後の夕方以降は次第に北寄りの風が強まり寒気が流れ込む見通しです。

天気分布(19日(土)夜遅く・20日(日)朝)

　このため北海道では、19日(土)夜から20日(日)朝にかけて、雪の降る所があるでしょう。標高の高い峠や山間部では雪が積もるおそれもあります。積雪や路面凍結による交通への影響にご注意ください。

19日(土)・20日(日)の予想気温

　この空気の入れ替わりに伴い、気温のアップダウンが激しい週末となりそうです。19日(土)は朝から気温が高く、日中も季節外れの暑さになる所が多いでしょう。 20日(日)の朝は全国的に冷え込みが強まります。日中は19日(土)と比べて大幅に気温の低い所が多く、仙台や新潟の最高気温は前日より10℃低い予想です。寒暖差で体調を崩さぬよう、体調管理や服装選びにお気を付けください。 （気象予報士・高橋亜弓）