16歳と183日でのトップチームデビューはマンチェスター・シティ史上3番目の若さ U-18から飛び級で抜擢されたカデン・ブレイスウェイトとは何者か
堂々としたプレイで勝利に貢献した
エティハド・スタジアムで行われたマンチェスター・シティ対ワトフォードのカラバオカップ3回戦ではジェレミー・ドク、マテウス・ヌネスにゴールが生まれ、2-1でシティが次のステージに駒を進めた。 【動画】ドクとマテウス・ヌネスのゴールで勝利したワトフォード戦のハイライト 週末にはリーグ戦でアーセナルと対戦しており、シティは控えメンバーが中心のスカッドに。その中で目を引いたのは、16歳のカデン・ブレイスウェイトだ。左サイドバックとして先発し、チームの勝利に貢献している。 『Manchester Evening News』によると、ブレイスウェイトは今季U-18でプレイしており、チームでは副キャプテンを務めているという。16歳と183日でのトップチームデビューはクラブ史上3番目に若く、1962年のグリン・パードー、1982年のポール・シンプソンに次ぐ記録となった。 このブレイスウェイトだが、実は今夏に行われたプレシーズンマッチには帯同していない。このワトフォード戦ではプレシーズンマッチに帯同したジャフマイ・シンプソン・ピュゼーやステファン・ムフニの起用が予想されたが、実際にプレイしたのはブレイスウェイトだった。 同メディアではブレイスウェイトのユーティリティ性が起用に繋がったと予想している。ブレイスウェイトはCB、左SB、MFの3つのポジションでプレイすることができ、シティらしいディフェンダーといえるだろう。トップチームではCBと左SBの2つのポジションをカバーできるネイサン・アケが離脱しており、今後はこのブレイスウェイトに多くの出番が回ってくるのかもしれない。
構成/ザ・ワールド編集部