繁華街から住宅街へ。大阪の人気カレー店「ほなまた」が移転してパワーアップ!
テレビやWEBメディアで大人気の“カレーおじさん \(^o^)/”に今週食べたカレー&スパイス料理の中からイチオシを教えてもらう企画。今回は、大阪・今里へ移転リニューアルした人気店「ほなまた」を訪問。
【カレーおじさん \(^o^)/の今週のカレーとスパイス】「ほなまた」
大阪は言わずと知れたスパイスカレーの激戦区であり、創作系の自由なスパイスカレーを多く見かけますが、中にはオーセンティックな現地料理をわかりやすくスパイスカレー的なスタイルで提供しているお店もあります。
今回ご紹介する「ほなまた」も、インド料理をスパイスカレー的に表現したお店。2024年7月15日に今里駅と鶴橋駅のちょうど間くらいの位置に移転オープンしました。
エメラルドグリーンの鮮やかな外観が印象的なお店。
中に入ると移転前のお店よりかなり明るくなっていて、居心地の良い空間です。
こちらのカレーは先述したようにオーセンティックなインド料理をベースとしていて、定番メニューの野菜カレーと限定メニューのカレーがいくつかあります。僕のお気に入りは野菜カレー。
野菜カレーは肉や魚のうまみに頼れないのでごまかしが利かず、シェフの実力が特に出る料理だと思っているのですが、こちらの野菜カレーはベースのマサラ自体のレベルが高く、野菜のみでありながらしっかりと印象に残る力強さがあります。
今回は「野菜カレーチキン付き」1,200円の小盛(-50円)と「ヒイカのアチャール」200円をトッピングして注文。付いてくるチキンは、限定の「西インド風チキンカレー」のこと。青唐辛子の爽やかな辛さとヨーグルトの優しさが印象的なカレーです。
写真を見るともうひとつカレーがあることがわかると思いますが、こちらはダル。豆のカレーです。というわけで2種盛りで注文しても実質3種盛りというお得感があるのがうれしいところ。
ダルは優しく他のカレーの味を邪魔せず、混ぜた時に味をつなぐ役割も果たします。ヒイカのアチャールは優しい酸味とヒイカのうまみと良い意味での苦みをスパイスで見事にまとめたもの。副菜にもそれぞれ意味を感じるおいしさであり、ひとつひとつの料理のクオリティが高いです。