ベトナム代表に史上初の帰化選手が誕生!! 元ベガルタ仙台のブラジル出身FW
ベトナムサッカー連盟(VFF)は3日、ASEAN三菱電機カップ(東南アジア選手権)に臨むベトナム代表メンバーにナムディンFC所属のFWグエン・シュアン・ソン(25)ら3選手を追加招集することが決まったと発表した。同選手はブラジル出身で、ベトナムでは史上初の帰化選手となる。 【動画】アウェー中国戦の裏で起きていた珍事…日本代表FWがSNS上の声に反応「わざと」 グエン・シュアン・ソンは2018~19年、FWラファエルソンの登録名でベガルタ仙台に在籍していたブラジル出身のストライカー。2020年からベトナムのVリーグでプレーしており、FIFAの規定による5年間滞在の帰化条件を今月20日に満たすため、ベトナム代表への招集が実現したという。 すでにベトナム市民権の取得手続きは完了しているといい、VFFは「ナムディンクラブでは非常に高いパフォーマンスを示しており、グエン・シュアン・ソンの存在は東南アジア選手権のチャレンジングな大会でベトナムチームの攻撃力を強化することが期待されている」と太鼓判。韓国出身のキム・サンシク監督も「チームへの順応を信じている」としている。