ムダが消える「冷蔵庫収納」アイデア。食材のダブり買い防止、掃除もしやすい
家族みんなが使うから散らかりがちな冷蔵庫内。食材であふれて必要な調味料が見つからず、探すのに時間がかかってしまったり、いつの間にか消費期限が過ぎていた食材が出てきたり、うまく使いこなせていない…なんてことはないでしょうか。今回は整理収納アドバイザーの高岡麻里恵さんが、家族が迷わず家事の時短、節約にもなる冷蔵庫収納について教えてくれました。 【写真】朝食時はこのセットだけ取り出せばOK
まずは冷蔵庫内の整理から。中身をすべてを出します
まずは冷蔵庫の中からすべてのものを取り出します。このとき、野菜室、冷蔵室、冷凍室を一度に始めてしまうと、大量のものを整理することになり大変。 まずは冷蔵室、その次に野菜室…と、場所ごとに分けて行うのがおすすめです。
冷蔵庫内の食材は4つのグループに分けられる
すべてを出したら、4つのグループに分けていきます。 (1) 毎日食べている食材や調味料など、近々消費するもの (2) 保存が可能な食品や調味料、未開封のものなど、長期保存できるもの (3) 賞味期限はきれていないけれど、冷蔵庫にあることを忘れていた食材や調味料 (4) 賞味期限がきれているなど、捨てるもの ここで注目したいのが、(3)の賞味期限はきれていないけど冷蔵庫にあることを忘れていた食材や調味料など。すぐに食べたり消費するのか考え、消費する予定がない場合は(4)のグループに移動させます。
一緒に食べるものをセットにする
(1)(2)の食材は、使用頻度別にしたり、毎回一緒に使用するものをまとめます。 例:パンセット パンを食べるときに使用する、ジャムやバターなどをまとめて収納。その際にジャムを塗る用のスプーンを一緒に入れておくと、あちこちからものを取り出さずとも、このセットだけで朝食の準備はOK!
冷蔵庫内、どこになにを置くのがおすすめ?
人には使いやすい高さや位置があります。庫内の高さ、奥行きを考えながら使いやすい場所を探していきましょう。 ・上段:少し高い位置にあるため、賞味期限が長いものや保存の効くものを収納。 ・中段:使いやすい高さなので、毎日使うものを収納するのがおすすめ。 ・下段:目立つところなので、今日じゅうに使うものやつくりおきを入れておきます。突然の頂きものを置いておくための「あきスペース」をつくっておくのもおすすめ。また、小さな子どもが手に取りやすい位置なので、子ども向けのスペースにしても。