小池都知事が定例会見9月24日(全文1)一言で言うと、もうひと踏ん張り
赤を脱するまで行動緩和は難しいのか
朝日新聞:朝日新聞の釆澤です。緊急事態宣言、そこに基づく行動緩和の措置について、お伺いしたいと思います。今、先ほど、モニタリング会議のことに知事が触れられて、医療提供体制、感染拡大状況、どちらも赤というふうなお話がありました。知事としてはこれ、赤を脱するまではやはり酒類の提供であるとか、こういった行動緩和は難しいというふうにお考えでいらっしゃいますでしょうか。 小池:今、国のほうでさまざま分析もされて、国としての宣言の扱いを決められるというところであります。それらのことを見ながら、感染状況、医療提供体制を見極めながらということになろうかというふうに思っております。これまでも何度か繰り返してきて、この波が一度は落ち着くけれども、またどこかでぴーんと、バイメタルのように跳ね上がるということであります。これを繰り返していると本当に疲弊する中において、だからこそ、もう一段の下げは必要なのではないかという赤が、今日のモニタリング会議での判断ではないかと思っております。 朝日新聞:もう1点、すみません。先週も少し出たお話なんですけれども、ワクチン・検査パッケージについての実証実験について、東京都は手を挙げていません。理由については様子を見たいというふうな知事のお話が先週ありましたが、見方によっては、1日も早く行動緩和につなげていきたいっていう、その思いが少しほかの県より鈍いのかな、遅いのかなっていうふうな見方をする人もいるかもしれないんですが、この辺り、もう少し手を挙げていない理由、丁寧に説明していただくわけにはいきませんでしょうか。 小池:東京はずうたいが大きいので、それらについては、さまざまなケースを見ながらというふうに、慎重に考えていきたいところ。こう思います。 朝日新聞:はい、ありがとうございました。
都は実証実験に手を挙げていないのか
テレビ東京:すみません、テレビ東京の吉田です。関連して質問なんですけれども、先ほど西村大臣が実証実験に13都道府県が参加の意向を示していると発言されたんですけれども、都道府県とは言っているけど、東京都はまだ手を挙げていないということでよろしいでしょうか。 小池:私自身は存じ上げませんけれども。 テレビ東京:じゃあ、含まれていないということで。 小池:手を挙げているとは聞いておりません。そのような報告は上がってきておりません。 テレビ東京:分かりました。ありがとうございます。