小池都知事が定例会見9月24日(全文1)一言で言うと、もうひと踏ん張り
1人1人の行動の積み重ねが決め手に
それから朝のモニタリング会議の方で、賀来先生からワクチン接種と、それから死亡者の関連についての報告をいただいたところであります。今年8月以降にお亡くなりになられた方で、ワクチン接種の有無が判明している、412人の方がわかっているんですが、その中の未接種だった方が約8割だったということになります。そして、亡くなられた方々、まずご冥福をお祈り申し上げたいと存じます。 都のホームページでもこのワクチンの有効性、これはワクチンの有効性を示しているわけでありますけれども、ワクチンの有効性や安全性に関する情報を掲載しておりますので、ぜひご確認をいただいて、ワクチンの接種、ご家族でまだ受けておられない方々がいらっしゃれば、ここが空いているのよといってお勧めいただければと思います。 それから医療現場でありますが、コロナとの戦いの最前線でご活躍いただいている医療現場の皆さん、長きにわたってのご尽力に対しまして、これはもう本当に心から感謝を申し上げる。またこの方々のためにも、ここで一気にコロナを抑え込んでいくと、そのためにはもう何度も申し上げておりますけれども、人と人との接触の低減、それから基本的な感染防止対策の徹底、ワクチン接種、抗体カクテル療法の推進、早期の受診、これらのことを1つ1つ、自分事だということで、そしてまた家族のためだということも考えて、ぜひ取り組みいただきたい。1人1人の行動の積み重ねが結局、感染抑制の決め手となりますので、その点あらためてご協力をお願い申し上げます。
「アートにエールを!東京プロジェクト」3回目の募集
それからもう1つのお伝えすることでありますけれども、このコロナ禍でいろんな業種の方々、分野の方々、ダメージを受けられたと思いますが、その中でも文化のともしびを絶やさないと。そのためにこれまでも東京都としまして、「アートにエールを!東京プロジェクト」という芸術文化活動を支援するプロジェクトを行ってまいりました。 昨年から開始したこのプロジェクトですが、芸術文化活動に関われる数多くの個人の方々、団体の方々、これまでも多くご参加いただきました。そして、それでも今なおイベントなどの開催制限がございますので、厳しい状況に置かれていることについては変わらない、その中でアーティスト、スタッフ、文化団体の活動、非常に厳しい中でありますが、それを支えるために「アートにエールを!」、これ、ステージ型でありますけれども、このたび3回目の募集を行います。9月29日から開始をさせていただきます。 今回ですが、今年の4月からの緊急事態宣言などでイベントなどが中止したり、延期などを余儀なくされた公演で、200件を対象といたします。またこれまでステージ型に、1回目、2回目、採択されたという団体も応募可能にいたしますので、ぜひ多くの方々にご参加、ご応募いただきたいと思います。 そしてこの公演の動画ですけれども、地上波の中でも放送されたりいたしますけれども、この公演の動画につきましては「アートにエールを!」の専用サイトで配信もいたします。これまで採択された件数が、総数で8000本あるんですね。この8000本もの作品はいつでもこの専用のサイトでも鑑賞できますし、おうちでもぜひ気軽に文化芸術に触れながら、今、芸術の秋でもございます。ぜひおうちでこの芸術の秋、そして文化を担っているアートの活動を続けておられる方々への、皆さんからもエールを送っていただきたいと思います。 今日はこの2件、お伝えをいたしました。以上です。