櫻井翔が聞く黒柳徹子の“戦争の記憶” 櫻井発案で約1年にわたり対談重ねる『徹子の部屋「戦争」を忘れない』【コメントあり】
『徹子の部屋「戦争」を忘れない~櫻井翔が聞く黒柳徹子の記憶~』(テレビ朝日系 午後1時55分~3時20分 ※一部地域を除く)が、8月11日(日)に放送される。 【写真】黒柳徹子の話を聞く櫻井翔 終戦からまもなく80年。時の流れとともにその当時を知る人々は減り、戦争の体験や当時の記憶を聞く機会は少なくなっている。今こそ、その記憶と記録を語り継いでいく必要があるのではないか。そんな使命を胸に、ある1つのプロジェクトがひそかに動き出していた。 プロジェクトの推進者は嵐の櫻井翔。櫻井たっての希望で走り出した企画がついに番組となって結実。79回目の終戦記念日を間近に控えた8月11日(日)に放送される。 番組のきっかけとなったのは、櫻井が黒柳徹子に宛てた1通の手紙。「徹子さんからテレビの創成期についてのお話を伺いたい。そして“戦争”の記憶についてもお伺いしたい」。そんな櫻井の思いをくみ、約1年にわたって幾度かの対談を重ねてきた黒柳と櫻井。その中で、櫻井に強烈な印象を与えたのは、黒柳が長年MCを務める『徹子の部屋』で語られてきた、数々の“戦争の記憶”だったそう。その“戦争の記憶”をいま一度見つめ直し、語り継いでいく意味で、今回の番組は実現に至った。 番組では、櫻井が黒柳に“戦争の記憶”を聞いていく形で番組が進行。これまでの『徹子の部屋』で語られてきた、池部良さん、淡谷のり子さん、三波春夫さんらの貴重な映像とともに、その“記憶”と記録を振り返っていく。 平和を歌い続けた三波さんの壮絶な体験など、まさに膨大なアーカイブを持つ『徹子の部屋』だからこその映像に、櫻井も思わず絶句。自身も空襲を経験し「戦争は思い出したくもない嫌な記憶」と話す黒柳が、たまらず涙を見せる映像も。 さらに、長く“戦争”の取材を続けてきた櫻井だからこその独自取材も公開。シベリア抑留経験者である亡き祖父の体験を語り継ぐアーティストの千田さん、沖縄から長崎へ疎開する民間人を乗せていた対馬丸の映画を制作する寿大さんといった櫻井とは同年代の人たちの活動にもスポットを当てる。 また、櫻井が持参した「空襲の前にアメリカ軍がばらまいたビラ」には、黒柳も「これは初めて見た」と驚きの表情を見せる。 「テレビは永遠の平和をもたらすかもしれない」。その言葉を胸に『徹子の部屋』で戦争の体験談を聞くことで、平和を手助けできるかもと思っている、と話した黒柳。収録後には櫻井も「この“つらさ”をリアルに感じ取ってもらうことが、結果として平和というものにつながっていくのかなとも感じました」「二度と同じことをしないためにも。過去のものにするためにも語り継いでいきたいし、そういった気付きや引っ掛かりになれば」と語った。 なお「TVer」「ABEMA」では地上波放送後から『徹子の部屋「戦争」を忘れない~櫻井翔が聞く黒柳徹子の記憶~』の無料見逃し配信を実施。さらに、TVerでは放送に入りきらなかった黒柳徹子×櫻井翔の4度に渡る事前対談の様子をオリジナル作品として配信する。