【JRA賞】最優秀ダートホースはレモンポップが史上3頭目の2年連続受賞
2024年度JRA賞が7日に決定し、最優秀ダートホースには昨年国内G1・3勝のレモンポップ(牡7)が2年連続で輝いた。256票中160票を集め、フォーエバーヤング(牡4、矢作)との一騎打ちを64票差で制した。同部門の2年連続受賞はJRA賞となった87年以降、アドマイヤドン(03、04年)、エスポワールシチー(09、10年)以来、史上3頭目。 レモンポップは昨年、始動戦のサウジCこそ12着に敗れたが、昨年からJpn1に昇格したさきたま杯を帰国初戦で勝利。南部杯では春のフェブラリーSを制したペプチドナイルを下し、連覇を果たした。ラストランとして臨んだチャンピオンズCでは2番枠から逃げきりを図った。中団から迫ったウィルソンテソーロの猛追を鼻差、わずか10センチだけしのぎ、史上2頭目の連覇で有終の美を飾った。 田中博康調教師 2年連続で選んでいただいて大変光栄です。2年続けて高いパフォーマンスを見せることはとても難しいですし、厩舎スタッフ、牧場関係者を含め、レモンポップに携わった全ての方々の努力に、馬が精いっぱい応えてくれた結果だと思います。他馬の海外での活躍など活気があった年に選ばれたという意味でもうれしいです。種牡馬としても大変人気があると聞いていますし、次なるステージでの活躍も今から楽しみです。※年齢は明け年齢