日ハム新庄監督の約45分間の就任会見全文「試合中にインスタライブできれば最高」
――稲葉GMとはどんなお話を? 「(球界では)ほぼほぼGMと監督は仲が悪いんと思うんです。この球団は違います。僕は、あっちゃんと会った時に、GM兼左バッター専用の打撃コーチをジャージを着てして下さい、僕も監督兼外野守備コーチの気持ちででやるんで(と話をしました)。日本ハムの新しいチームは、なんでもトライするチームにしていきます」 ――選手には何を伝えたい? 「選手の顔と名前をまったく知らないんです。ただ1年間勉強してプレーはしっかりとインプットしました。キャンプに行って、顔と名前とプレーの答え合わせをして、いいチームを作っていきます。みんな(スタート)ラインは一緒。でも、キャンプに入る前、スタートラインに立ったとき、ほぼほぼレギュラーは決まっていると思うんです。だからオフシーズン、自分で考えて、体を作って、頭をアップデートして(スタート)ラインに立って、ここからみんなで楽しく、厳しく…厳しくはなると思う。僕がやってきたんで。それくらいの気持ちでオフシーズンを過ごして下さい。お願いします」 ――(司会者が)他に質問は? 「もう飽きてきた。もういいですかね?」 ――理想のチーム像は? 「僕は17歳から34歳までプロ野球人生を送って、ちょっと他の選手とは頭の中が違うんですよね。いろんなコーチ、選手、先輩方と話をしても、まだそこのレベル?って感じで話が合わなかったんですよ。早く選手にインプットしてもらって。一応、自分の考えというものを野村さんじゃないけれど、本にして渡そうかなと。本を読んで新庄剛志というものを早く知ってくれって。質問と違った?大丈夫?」 写真撮影終了後に自ら会見場に再登場。 「言い忘れていました。球団からは10年契約を結んでほしいと言われていたんだけど、僕1年契約ずつなんで。複数年契約をすると甘えが出てくるので、いいものはひとつもないんですよ。だから1年契約しようと。来年、この場所にいないかもしれない。1年契約でクビになるかもしれないし、また契約を結んでもらえるかもしれません」