「夢しかない」旧車&ネオクラシックカーでしか得られない“楽しさ”と“大変さ”「やっぱり困ることも多い?」
クルマ好きなら一度は聞いたことがあるでしょう、「最新は最良」のフレーズ。安全装備が充実していて、燃費もいい、各種快適装備も満載。それでも、最新車では得られない魅力が、旧車&ネオクラシックカーにあるのもまた事実です。そこで今回は、愚問(?!)かもしれませんが「旧車&ネオクラシックカーを所有するメリット/デメリット」について、考えてみました。 →【画像】旧車&ネオクラシックカーの“楽しさ”と“大変さ”
メリット1:ドライバーがクルマに合わせるという”楽しさ”
一般的に、古いクルマになればなるほど、オーナー(ドライバー)がクルマに合わせなければスムーズに動かすことが難しくなります。 古いキャブ車であれば、エンジンスタートにいたるまでの一連の動作そのものが”儀式”。走行中もラフな操作をすれば、とたんにクルマの動きがギクシャクしてしまうことも。下手をすると、壊してしまいかねません。 それでも諦めずに少しずつクルマとの”シンクロ率”を高めていくと、そのうち一心同体になった(と錯覚するような)感覚が得られるようになります。 この醍醐味は、現代のクルマでは決して味わえないもののひとつかもしれません。
メリット2:独特の音/匂い/振動がある
もちろん、現代のクルマでも(それが電気自動車であっても)音/匂い/振動を感じることはできますね。 しかし、ここで言っているのはそれとは「似て非なるもの」です。言うなれば、古い機械が息づくことで発する、ありとあらゆる音/匂い/そして振動。 どんなイメージなのか想像できないとしたら、たとえば実際に動いているSL(蒸気機関車)など、古い機械のできるだけ側に近寄ってみてください。 もしあなたに”素質”があれば、機械でありながら「まるで生きている」かのような錯覚を覚えるはずです。 最新版では決して表現できない、アナログだからこその味わい。そんな手応えは、何物にも代えがたいと言えます。
メリット3:同じ趣味を持つ仲間との出会いも
「クルマはコミュニケーションツール」なんて言われることがあります。 年齢を重ねるごとに友人を作るのが難しくなる、なんて言われがちですが、たとえ面識がなくとも、同じクルマやメーカーをこよなく愛する者たち同士が集まると、自然な流れで意気投合できることも少なくありません。 そのうち、クルマ談義だけでなく、お互いの境遇や人生観などもざっくばらんに話せるような「波長の合う人」に出会えるかもしれませんね。 幼なじみや学生時代の友人とは異なり、大人になってからの”類トモ”の存在も、人生にとって大きなプラスに作用することでしょう。