「夢しかない」旧車&ネオクラシックカーでしか得られない“楽しさ”と“大変さ”「やっぱり困ることも多い?」
まとめ:よってそれなりに覚悟は必要!
生産から数十年経過したクルマに乗るのです。現代のクルマのような快適性やメンテナンスフリーさを求めること自体が、ナンセンスと言えるのかもしれません。 それはつまり、オーナーがクルマに合わせ、我慢する場面に必ずといっていいほど遭遇することを意味します。 猛暑日に古いクルマに乗ることを避けたり、”急”のつく動作を避けたりすることはもちろん、クルマの状態によっては、コールドスタート時に暖機運転しないと、まともに動かなかったりします。 大切な愛車を安心して任せられる、主治医の存在も必須でしょう(オーナー兼主治医が理想的かもしれませんね)。 つまり、好きだけではどうにもならない。所有するうえで「覚悟」が必要となります。 「面白そう」と感じたら、飛び込んでみる価値があるでしょう。今後造られることは、ほぼないであろう設計のクルマに乗れるのですから。 反対に「大変そうだ」と感じたらやめておいた方がいいと思います。所有していること自体が苦痛になってしまうようなことは、人とクルマお互いにとっても、避けたいところです。
────────── ●文:松村 透(月刊自家用車編集部) ※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。※各画像・イラストはイメージです。※画像の一部を加工しています。
月刊自家用車編集部