「今年はセミずっといるな」 柱に掴まり静止する黒ねこ 季節はずれの“擬態”に反響
ねこは高い場所が大好き。おうちの中で、柱を使って移動することもあるでしょう。X(ツイッター)では、柱に掴まるねこが別の生き物のようだと話題に。ねこと暮らす人にとっては“あるある”な光景だそうです。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。 【写真】「今年はセミずっといるな」 柱に止まる黒ねこが 実際の投稿 ◇ ◇ ◇
柱に止まる冬の“黒いセミ”
「今年はセミずっといるな」 そんなコメントとともに投稿された写真には、セミでなく、ねこが写っています。家の柱にしがみつき、両前足を柱にしっかりと固定。後ろ足の爪を立ててバランスを取るポーズは、まるで木に止まるセミのようです。 凛々しい横顔は、何かを考えているようにも。ただ、セミのように激しい鳴き声を上げることはなさそうです。 なんともユニークな写真が投稿されると、5.4万件の“いいね”が集まりました。リプライ(返信)には、「我が家も年中無休でセミがいます」「かわいらしいセミさんですね」「そろそろ脱皮して羽が生えたりして? かわいい天使だからね~」などの声が寄せられています。
狙っていたのは柱の上にある棚
季節外れのセミに“擬態”していたのは、黒ねこで8歳の「キキ」くん。気まぐれな性格で、飼い主さんの気を引くのが得意な男の子です。 そんなキキくんは、遊びモードのスイッチが入ると、おもちゃに夢中になったり、柱に登ったりして、元気いっぱいに体を動かします。話題の写真が撮影された日も、柱の上にある棚を目がけて、勢い良く柱を登りました。 ところが、突然登るのをやめて、柱にしがみついたまま静止してしまったといいます。 「途中休憩なのか、ピタッと止まる瞬間があります。勢い良く飛びついたものの、ちょっと疲れたのかもしれません」 10秒ほど経ったところで、再び動き始めたキキくん。棚へ到達すると、お気に入りの場所でリラックスしていたそうです。
ねこ22匹といぬ1匹とのにぎやかな暮らし
キキくんのおうちには、22匹のねこと1匹のいぬが暮らしています。そのうち3匹のねこはキキくんの実のきょうだいで、とくに仲良しだそう。 「きょうだいで寝ていることが多いです。遊ぶときも一緒です」 キキくんが安心して楽しい時間を過ごせるのは、飼い主さんやきょうだいたちが優しく見守ってくれているから。これからもユニークな振る舞いで、家族みんなを笑顔にしてほしいですね。 ○取材協力:猫野四季*(@kgrmnk)さん
Hint-Pot編集部