「楽しい“秘密基地”のはずが…」山で“マダニ”に刺された男の子に起きた悲劇
夏の暑さも徐々に落ち着いてきて、過ごしやすくなってきた今日この頃。ようやく秋のレジャーシーズンがやってきます。そして、山や川へ出かけるときにどうか気を付けてほしいのが「マダニ」です。 【マンガの本編を読む】背中に紅斑が……! マダニが原因の“ライム病”って…? 「え?マダニのシーズンって春~夏じゃないの?」と思われがちなのですが、春に活発だった成虫が産んだ卵が孵化し、幼ダニや若いダニが発生するのが9~10月ごろなのだそう。 そこで今回は10月12日(土)から日本テレビ系でドラマがスタートした、日生マユさんの人気漫画『放課後カルテ』の第2話より、山で遊んでいるとき、マダニに刺されてしまった男の子のお話をご紹介します。
『放課後カルテ』あらすじ
拒食症、ナルコレプシー、ベル麻痺――…、小学校にはあなたの知らない病気で溢れている。子供たちの未来を守る最後の砦「保健室」に謎の問題医・牧野先生がやってきた! 小学生たちの身近に潜む、名も知らぬ病気の数々――。口も態度もでかい謎のドクター・牧野先生がだれもが見落としてしまう小さな病気のサインにどこか冷めながらも(?)向き合うようですが……!?
始まりは、山のなかにぽっかりと空いた穴…
都会の町から、ちょっとだけ田舎の町へと転校してきた和哉。 転校初日に、元いた町との違いを探しながら、近所の山へとたどり着き、「立ち入り禁止」という立て看板がたっている穴を見つける。そして、その場所でクラスメイトの拓真と遭遇。 「立ち入り禁止」の看板もなんのその、果敢にも穴の中へと入ってく拓真。 この場所を自分たちの“秘密基地”にしようと言い、ほかの友達にはひみつだという約束も結んだ。
早くもクラスメイトから浮いてる和哉…
山で“秘密基地”の約束を交わした翌日、ほかのクラスメイト達に「昼休みのサッカーに和哉も誘おう」と提案する拓真だったけれど、都会からの転校生である和哉は“きどってる”と思われているようで、その提案は却下されてしまう。 それでも、秘密基地に一緒に行こうと、和哉に声をかける拓真。
しかし、昼過ぎから異変が…
昼過ぎから少し熱っぽく、頭も痛いのだという拓真。保健室で学校医の牧野の診察を受け、薬を飲み休むことに…。 一方そのころ和哉は、前の学校の友達に言われて、ずっと心に澱のように溜まっていた言葉を思い出していた。