慶大の清原、早慶戦初アーチ 東京六大学野球
慶大の清原が、「特別の舞台」と言う早大戦で初めてアーチを架けた。 六回に左翼席へのソロを放ち、「真っすぐを捉えて、完璧な当たりだった」と喜んだ。4安打をマークしてチームに流れを呼び込み、大勝に貢献した。 〔写真特集〕清原正吾 慶応大の4番打者 プロ野球の西武、巨人などで活躍した父の和博さんの背中を追い、先月のドラフト会議に臨んだが、無念の指名漏れ。早慶戦へ前向きに切り替え、「全てを懸けて調整してきた」と言う。力を出し切って勝ち取った一戦に「少しは報われた」と安堵(あんど)の表情を見せた。