ミシュランが選ぶ108軒のホテル&旅館「ミシュランキー」日本版!3つ星、2つ星は?ディレクターに聞く評価法
ミシュランキーは、今後どんなふうに成長していく?
ようやくスタートした「ミシュランキー」。すでに4月からフランス、アメリカ(7エリア)、スペイン、イタリア版が発表されており、日本はアジア初の展開です。 「今や世界中のツーリストから重要な旅の目的地として認知されているのが日本。トラベルマーケットとしては卓越したポジションにあり、ホスピタリティ文化に特化した国として私たちは日本を重視しています。“本物”の食やおもてなしが味わえて、他にはないものがあるというのは、素晴らしいことです」(プレネックさん) しかし、そこにただ満足している場合ではないのかもしれません。優秀な結果を残した第1回ですが、東京、京都、北海道、沖縄といった「インバウンドが好む地域」の宿泊施設が大勝している感は否めませんし、地域間格差だけでなくオーバーツーリズムやキャッシュレス化の遅れなども、今後日本のホテル・旅館業界がクリアしていかなければならない問題です。 日本の旅は素晴らしいものですが、その喜びを享受できるのは世界中の旅人という時代です。そして旅のスタイルは明らかに多様化しています。ならば自分に合う旅のスタイルを見つけることで、新たな体験に出合えるはず。「ミシュランキー」は誰でもオンラインやアプリで閲覧が可能です。お気に入りのホテルや宿が入っているかどうか、ぜひアクセスしてみてはいかがでしょう。 <写真>日本経済の成長を託されているものの一つが観光業界。「ミシュランキー」もそこに大きく貢献することが見込まれている。
2ミシュランキー(素晴らしい滞在)獲得の宿泊施設17軒
ENOWA YUFUIN(大分) 亀の井別荘(大分) ユサンディ(沖縄) ハレクラニ沖縄(沖縄) ベネッセハウス(香川) アマン京都(京都) THE SHINMONZEN(京都) あさば(静岡) アマン東京(東京) ザ・キャピトルホテル東急(東京) ジャヌ東京(東京) ザ・リッツ・カールトン 日光(栃木) ふふ日光(栃木) 庭園の宿 石亭(広島) 坐忘林(北海道) 西村屋 本館(兵庫) ふふ河口湖(山梨) そのほか「1ミシュランキー」85軒、及び「セレクテッド」は公式ウェブサイトでご覧ください。