キャロウェイ「ELYTE」シリーズ発見 シャウフェレ開幕戦で投入へ
◇米国男子◇ザ・セントリー 事前(1日)◇プランテーションコースatカパルア(ハワイ州)◇7596yd(パー73) 【画像】テーラーメイド新作「Qi35 ドライバー」も発見 各クラブメーカーの最新クラブの投入が定番になったシーズン開幕戦で、キャロウェイの未発表モデルを発見した。契約プロで世界ランキング2位のザンダー・シャウフェレが手にするドライバーヘッドには「ELYTE」(エリート)の文字。その下にはツアー仕様を示すとみられる「◆◆◆」(トリプルダイヤモンド)の刻印が入っている。
昨季「全米プロ」と「全英オープン」を制したシャウフェレは、ともに使用していた同社「パラダイム Ai スモーク ◆◆◆ ドライバー」からの切り替えに前向きだ。昨年11月ごろから試作品のテストを開始。「7年ほどキャロウェイのクラブを使用していますが、今回ほどすぐに手に馴染んだクラブはありません。それぐらい良くできています」と評価は高い。 「スピン量、弾道の高さ、飛びも満足のいくもの。さらにミスの許容範囲が広くなったと思いますので、ショットの安定感が増しましたね」と話し、早くも強い信頼を寄せている。
同社のツアーレップ(用具担当者)によれば、「今回のエリートは市販品として全部で7機種」とのこと。昨年12月以降に更新された適合ドライバーヘッドリストには、スタンダード仕様の「ELYTE」のほか、「ELYTE X」「ELYTE MAX FAST」「ELYTE ◆◆◆」「ELYTE ◆◆◆ TD」「ELYTE ◆◆◆ T」「ELYTE ◆◆◆ MAX」が登録されている。 そのうちハワイに持ち込まれたのは「ELYTE」「X」「◆◆◆」「◆◆◆ MAX」の4機種。「中でも『◆◆◆』はツアーでの人気が高く、ザンダーをはじめ使用者が気に入ってくれました。ノーマークのスタンダードモデル(ELYTE)も2番目の人気があり、使用者が増えています」と、シャウフェレ以外の複数の契約プロも手にしているようだ。
「◆◆◆」と「◆◆◆ MAX」のクラウン表面は光沢のある仕上げが施されているが、「網模様が見える『X』やスタンダードモデルと同様に素材はカーボンコンポジットです」という。