松山英樹 米ツアー開幕Vへ単独首位浮上 連日65、ボギーなしの安定感「満足している」
◇米男子ツアー ザ・セントリー第2日(2025年1月3日 ハワイ州 プランテーションC(7596ヤード、パー73)) 【写真あり】女子ゴルフ吉田優利 激レアすっぴんショット披露 「肌の治安が良くない」もサプライズに満面笑み 今季開幕戦の第2ラウンドが行われ、トップと1打差の2位から出た松山英樹(32=LEXUS)は8バーディー、ボギーなしで連日の65をマークし、通算16アンダーで単独首位に立った。1打差の2位にコリン・モリカワ(27=米国)がつけた。今大会は24年のツアー勝者と、ポイント上位50位までが予選落ちなしで争う。 2日連続で大会自己最少に並ぶ65で回った松山は「よくスコアを伸ばせた。(もう少し伸ばせた)気持ちもあるけど、満足している」と納得顔だった。 精度の高いショットを武器にバーディーを量産した。4番で2メートルにつけると、パー5の5番は10メートルに2オン。6番では第2打を20センチにつけて3連続で波に乗った。 17番ではピンをかすめる第2打を放ち8つ目のバーディーにつなげた。フェアウエーキープ率は80%。アップダウンの激しいコースでパーオン率は83・33%を記録した。グリーン上でも、今大会から投入したセンターシャフトの新パターも威力を発揮し合計27パットでまとめた。 この大会では15年に3位、17年に2位。「このコースで久々に良いプレーができているけど、なぜか分からない」と首をかしげるが、単独トップで週末を迎える。 初の開幕戦勝利、22年ソニー・オープンに続くハワイ2勝目、ツアー通算11勝目は確実に近づいている。「できるだけ伸ばさないといけないので頑張りたい」と気を引き締めた。