【デイリー杯2歳S】牝馬のランフォーヴァウが人気に応えて重賞初V 福永祐一師「ジョッキーが完璧にエスコートしてくれた」
11月9日の京都11Rで行われたデイリー杯2歳ステークス(GⅡ、2歳オープン、芝1600メートル、馬齢、7頭立て、1着賞金=3800万円)は、坂井瑠星騎手の1番人気ランフォーヴァウ(牝、栗東・福永祐一厩舎)が、4番手追走から直線半ばで抜け出し、人気に応えて重賞初勝利を決めた。タイムは1分34秒7(良)。今年3月に厩舎を開業した福永祐一調教師は、CBC賞(ドロップオブライト)に続き重賞2勝目。 半馬身差の2着にはドラゴンブースト(3番人気)、さらに1馬身3/4差遅れた3着にダイシンラー(2番人気)が続いた。 ランフォーヴァウは、父ロードカナロア、母キネオダンサー、母の父ディープインパクトという血統。北海道千歳市・社台ファームの生産馬。栗東・福永祐一厩舎。馬主は窪田芳郎氏。戦績は3戦2勝。重賞は初勝利。 ◆坂井瑠星騎手(1着 ランフォーヴァウ)「少しテンションが上がりやすいところと、ゲートがうまく出ないと聞いていたので、そこだけ気をつけて乗りました。折り合いはすごくよかったですし、直線で抜け出す脚も速かったです。最後は少し詰められましたが、完勝でした。まだまだ幼いところを残していますが、重賞を勝てましたし、今後の成長も期待したいと思います」 ◆福永祐一調教師(同)「ジョッキーが完璧にエスコートしてくれた。マイルぐらいまでがギリギリと思っていた中で、よく勝ち切ってくれた。GⅡを勝てたし、何もなければ大きな舞台に向かいたいです」