ガスリー「悔しいレース。単純に速くないというか、競争力が足りない」:アルピーヌ F1第18戦決勝
2024年F1第18戦シンガポールGPの決勝レースが行われ、アルピーヌのエステバン・オコンは13位、ピエール・ガスリーは17位でレースを終えた。 【写真】2024年F1第18戦シンガポールGP エステバン・オコン(アルピーヌ) ■エステバン・オコン(BWTアルピーヌF1チーム) 決勝=13位(61周/62周) 15番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード レースのスタートはうまく決まって、いくつか順位を稼ぐことができた。ただ、ポイント争いに加われるほどのペースはなく、前方のクルマの列について行けなかった。このパッケージの力を最大限に引き出したものの、僕らが活かせるような大きなチャンスは訪れず、そこからポジションを上げていくことはできなかった。 これからしばらく休みが取れる。シーズン終盤の忙しい約2カ月を迎える前に、少しは疲れを癒せるのを誰もが楽しみにしている違いない。これからもハードワークを続け、このパッケージからさらにパフォーマンスを引き出すことを目指し、僕らが手にしているあらゆるものを最大限に活かせる位置につけていないといけない。 ■ピエール・ガスリー(BWTアルピーヌF1チーム) 決勝=17位(61周/62周) 18番グリッド/タイヤ:ミディアム→ソフト 結果はとても厳しく、僕らにとっては悔しいレースだった。現状では単純に速くないというか、競争力が足りないんだ。そして、ペースが良くないがために、少しでも良い成績が得られることを期待して、戦略面で周囲と違うことをやらざるをえなかった。最初のスティントはミディアムで長くステイアウトしたことで、序盤には順位を争っていたクルマに対して大きくタイムを失った。その後は、僕より後方のクルマをできるだけ抑えて、エステバン(・オコン)が何らかの結果を持ち帰れるように手助けしようと考えた。 ほんの3つ前のレース(ザントフォールト)では9位だったのに、今回を含めた3戦ではトップ10には遠く及ばないところにいる。もっとパフォーマンスを引き出す必要があるし、現状を改善するために、これからやるべきことがたくさんある。オースティンまでの短い休みを楽しみにしている。そして僕たち全員が、次戦では必ず復調するという強い意志を持たないといけない。 [オートスポーツweb 2024年09月24日]