F1が初の10チーム合同開幕イベントを開催へ。全ドライバーが出席し、ロンドンで2025年マシンのカラーリングを披露
F1は75周年を記念し、2025年2月に初のシーズン開幕イベントを実施することを発表した。イギリス・ロンドンで、全チーム、ドライバー、チーム代表者が集まり、2025年のマシンカラーリングを披露する。 【写真】RBの2024年型F1マシン『VCARB 01』の発表会に参加した角田裕毅 前例のないローンチイベントは、2025年2月18日(火曜日)20:00~22:00 GMT(日本時間19日水曜日5:00~7:00)に、ロンドンのO2アリーナで開催される。バーレーンでのプレシーズンテストは2月26日にスタートする。 このローンチイベントでは、10チームのマシンカラーリングが披露されるほか、ドライバーやチーム代表などのインタビューが行われ、特別ゲストの登場も予定されている。ファンはチケットを購入して会場でイベントを見ることができる。さらにライブ放送も予定されており、詳細は追って明らかにされる。 例年、チームはそれぞれの形式とタイミングで、ニューマシンあるいはそのカラーリングの発表を行ってきた。独自の発表会を行うケース、カラーリングの画像のみ公表するケースなどさまざまなパターンがあったが、2025年にはF1史上初めて、10チームが一斉にニューリバリーを披露することになる。 イベントのプロデュースは、アメリカの映画・テレビプロデューサーであるブライアン・バークらが担当する。バークが率いる制作チームは、2023年に初開催された際のラスベガスGPの開会・閉会セレモニーを手掛けた。 「レース75周年を記念し、ファン、F1のスーパースター全20人、特別ゲストを集め、新シーズンを公式に開始するイベントを、初めて開催する」とF1の会長兼CEOステファノ・ドメニカリはコメントした。 「2024年シーズンここまでにさまざまなドラマが見られた。こうしたシーズンを経て、2025年は高水準のシーズンになるだろう。このイベントは、あらゆる年齢層のファンにとって、F1という信じられないほどのエンターテインメント・スペクタクルを間近で体験できる素晴らしい機会になる」 プロデューサーのブライアン・バークは、「引き続きF1と組み、新しいエンターテインメント経験を創造すること、特にこのスポーツの75周年を祝う2025年シーズンの新たなローンチイベントを作り上げることを、非常に光栄に思う」と述べた。 「10チームすべてとのコラボレーションを通じて、新しいカラーリングのお披露目、F1界のビッグネームたちへのインタビュー、最先端のエンターテインメントを組み合わせた、本当にエキサイティングなライブ体験をファンにお届けできると確信している。これは、見逃せない前代未聞のイベントになるだろう!」 [オートスポーツweb 2024年11月13日]