強力すぎる!ペレスに新スポンサーが続々、2025年もレッドブルに残留確実か?気になるペレスの報酬は?
レッドブル・レーシングは、2025年もセルジオ・ペレス(レッドブル)を残留させることになりそうだ。 ■ペレス、来季シートに自信あり 2025年の契約があるにもかかわらず、ペレスの将来は、今シーズンを通してずっと不安定だった。というのも、ペレスは現行のクルマに苦戦し、その結果、レッドブルはマクラーレンとフェラーリに後れを取るという結果となったためだ。しかし、ペレスはインテルラゴスで、「ベガスで、そして来年も僕を見かけることになるだろう」と主張した。 ■来季ペレス特番、新スポンサーも既に決定か 今週、チームのスポンサーでもあるペレスのスポンサー企業が、ペレスの2025年のF1シーズンにフォーカスしたテレビシリーズを企画しているという噂が流れている。 オランダ人レーシングドライバーのレンガー・ファン・デル・ザンデは、「それが彼らがまだペレスに固執している理由の1つだろう」と『Ziggo Sport』に語った。 そして今、スペインのスポーツ紙『マルカ』によると、複数の「2025年の新スポンサー」がレッドブルと契約を締結し、チームのクリスチャン・ホーナー代表は、新スポンサーの名前を入れた2025年仕様のチームウェアとグッズの生産開始を承認したとされる。 「新スポンサーの名前はまだ明らかになっていないが、カルロス・スリムのグループ企業であるClaro、Telcel、Infinitum、そして長年ペレスと契約している世界的な証券会社Interproteccionが加わる予定だ」とマルコ・カンセコ記者は報じた。 ペレスと関連のあるその他のスポンサーはBanorte、ESPN、Jalisco、Uberなどがある。 「これらはドライバーのスポンサーシップであり、彼がコックピットにとどまる場合だけに限定されている。そうでなければ、彼らは投資を放棄してチェコの新しい目的地に向かうだろう」とカンセコは付け加えた。 ペレス専用のレッドブルのスポンサーについては、ペレスの年間約1000万ドル(約15億円)の報酬をカバーし、さらに3000万ドル(約46億円)がチームに残ると伝えられている。 さらに興味深いことに、ペレスのスポンサーであるネスレのチョコレートバー「キットカット」も、F1のグローバルスポンサーとなったばかりだ。 ■ペレス人気を目の当たりにしたホーナー代表 先日のメキシコGPでは、ホーナーはペレスの商業的な魅力を認めざるを得なかった。 「チェコは我々のドライバーだ。彼は2025年までの契約を結んでいる。明らかに、ここ(メキシコ)での彼のサポートは大きい。今週末、彼はUber Eatsからトイレットペーパーまでありとあらゆる商品の広告塔を務めている。彼がこれほど多くの広告契約を結んでいるのは素晴らしいことだ」とホーナーは語っていた。 ■2025年の選択肢に角田裕毅は残れるのか しかしブラジルでは、レッドブルは2025年についても選択肢を残しているとホーナーは主張した。 「リアム・ローソンはブラジルで素晴らしい仕事をしたし、ユウキ(角田裕毅)もだ。特に、リアムの経験を考慮するとね。フランコ(コラピント)もまた才能あるドライバーだ。だからもちろん、常に市場に目を光らせて、状況がどう展開しているかを見ているよ」。